猫と暮らす
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マイクロチップは愛猫の体に害はないの?飼い主の疑問に答えます
ねこのきもちWEB MAGAZINEで行った、マイクロチップについてのアンケート調査では、すでに装着済みの飼い主さんも多く、関心の高さがうかがえました。
マイクロチップ装着には前向きながら、体への影響を懸念する声も
猫のマイクロチップの装着に前向きな声としては、
- 「有事の際、迷子にならないとも限らないので、マイクロチップは必要だと感じた」
- 「首輪をしていない家猫もいますので、万が一外に出てしまったときも迷い猫にはならず、親元に帰ることができる可能性が広がるので良いと思います」
- 「捨て猫や無責任な飼い主が減る取り組みになれば良いと思う」
という声がありました。
また、マイクロチップの装着に不安を感じている声としては、
- 「室内飼いしているし、今のところ脱走もしたことがない。マイクロチップを入れるのが少し怖い」
- 「装着した方がメリットが大きいのもわかるが、生態への直接的な影響、レントゲンや超音波などに対する影響がよくわからないので不安」
- 「動物に違和感がないか、入れるのに痛くないか、入れた後痛みが来たりしないか」
- 「装着させたい気持ちが強いが、2ミリ×10ミリと予想より大きくて、成猫での装着は違和感からストレスで体調を崩さないか心配」
- 「異物が入り大丈夫か」
- 「猫のからだの負担にならないか心配」
という、愛猫の体への影響を心配する声もありました。
マイクロチップに関する飼い主さんの疑問を確認してみた
Q:猫の体内にマイクロチップを装着することで、体への影響はありますか?
Q:マイクロチップを猫の体に埋め込む際、痛みはどれくらいあるのでしょうか?
Q:マイクロチップを装着した後に飼い主が気を付けることはありますか?
Q:猫の体に装着したマイクロチップが、皮下を動いていくということはありますか?
Q:マイクロチップを埋め込んだ場所をなでても大丈夫なのでしょうか?
Q:装着したマイクロチップが猫の体の中で破損することはありますか?
――もし万が一、愛猫が骨折などの事故に遭って、マイクロチップが心配な場合は、獣医師に相談すればよいのでしょうか?
「そうですね。レントゲンを撮ればチップの場所もわかりますし、破損しているかどうかもわかります。」
Q:子猫や成猫、高齢猫とマイクロチップを装着する年齢によって健康へのリスクが変わりますか?
Q:マイクロチップは麻酔や鎮静をかけなくても装着できますか?
Q:マイクロチップを装着すると、レントゲンやMRIの画像検査で支障がありますか?
Q:マイクロチップを装着することでアレルギーなどの副反応の可能性はありますか?
Q:GPS機能を持ったマイクロチップはありますか?
Q:最後に、マイクロチップを愛猫に装着することのメリットを改めて教えてください。
室内飼いでも外飼いでも、猫がマイクロチップを装着するメリットは変わりません。例えば、災害時や不測の事態で猫が外に出てしまった場合、首輪だと外れてしまう可能性がありますが、チップは外れることがありません。
迷子は突然起こることなので、備えとして登録いただくと、愛猫が飼い主さんのもとに戻れる可能性が高まります。特に災害時の同行避難の際や一時預かりを行う場所で、マイクロチップの有無が重要になってくることもあると思います。」
猫のマイクロチップ装着と健康への影響についてまとめました。愛猫の健康への影響に不安を感じたり気になることがある方は、参考にしてくださいね。
『ねこのきもちWEB MAGINEアンケート マイクロチップに関するアンケート』(2022年5月実施・361名回答)
取材・文/maki
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
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