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ロシアンブルーだけが「グレー」じゃない!
グレー猫の見た目の特徴は?
「グレー」は、黒の遺伝子に“毛色を薄くする”遺伝子が働いてつくられます。青みがかったグレーなので、専門的には「ブルー」といわれることが多く、純血種では「ロシアンブルー」が有名です。
グレーといえば、ロシアンブルーの印象が強いですが、じつはほかもグレーだけの純血種も存在しますし、ここ数十年でミックスの「グレー」も増えつつあるのです。
グレーといえば、ロシアンブルーの印象が強いですが、じつはほかもグレーだけの純血種も存在しますし、ここ数十年でミックスの「グレー」も増えつつあるのです。
肉球はあずき色!
「グレー」は「黒」と遺伝子の特徴が似ているので、肉球も黒っぽくなります。しかし、黒猫と比べるとメラニン色素が少ないので、キレイなあずき色になることが多いようです。
あれ? うっすらしま模様が見える!
下のグレー猫の写真を見てください。
東畑ブリくん(オス・4カ月当時/ブリティッシュショートヘアー)
このように、グレー猫にしま模様が現れることがあります。これは、もともともっているしま模様の遺伝子が、子猫のとき現れる「ゴーストマーキング」と呼ばれるもので、子猫のグレー猫のしっぽに現れる傾向があります。
成猫になるにつれて薄くなりますが、なかには1才を過ぎても残る場合があります。
成猫になるにつれて薄くなりますが、なかには1才を過ぎても残る場合があります。
ちなみに、監修者・石原さくらさんってこんな人
「ねこのきもち」でおなじみの猫フォトグラファー・石原さくらさん。カメラマンだけではなく、1級愛玩動物飼養管理士の資格を持ち、世界最大の血統登録機関TICA傘下の東京キャットクラブ(TCC)会員という、いわば“猫のプロ”。キャットショーにも参加しているので、猫の毛柄についてと~ってもくわしいのです。
出典:「ねこのきもち」2015年8月号『麗しのKEGARAファイル』
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