あなたの「ねこタワー」の設置場所、間違っていませんか?
愛猫のために、「ねこタワー」を購入している方も多いのではないでしょうか。室内にいる猫にとって、遊び感覚でも使えるねこタワーは最高のアイテムといえます。ねこタワーを用いた上下運動は、猫にとってのストレス解消にもなりますし、柱の麻縄は爪とぎ場所として活躍します。
しかし、設置方法を誤ると、ねこタワーはとても危険なアイテムにもなり得えます。正しい環境を整えることで、愛猫が安心して過ごせる場所にしてあげましょうね。
安心してねこタワーを使うための5項目
以下の5つの項目は、身の回りの危険から愛猫を守る必須条件になります。今、使用しているねこタワーの環境は問題ないか、今一度確認してみましょう。
1. 足場をつくる
高い位置から飛び降りるだけでなく、横移動もできるように、家具などを設置して足場を作ってあげましょう。
2. 着地の衝撃を軽減する床材を使用する
愛猫が飛び降りた際の衝撃を緩和するためにも、床にはマットやボードなどを敷いてあげてください。予期せぬ落下のことも想定しておきましょう。
3. 危険物を避ける
周辺にストーブなどの危険なものが置いてあると、怪我の原因にもなります。割れて怪我する恐れのあるガラス製品なども含めて、近くに危険物は置かないようにしましょう。
4. 滑らないようにする
木材は滑りやすく、落下の危険性もあります。滑り止めにカーペットなどを敷いてあげて、滑りにくい状況を作ってあげてください。
5. 動かないように固定する
しっかりと固定することは、設置段階で必ず意識してください。安定しない場所には置かず、天井突っ張りタイプは、2本の柱で支えるタイプか、天井に接する部分が大きいものにしましょう。
『安心できる場所』として環境を整える
『愛猫だけの空間』があることによって、愛猫のリラックススペースも増え、ストレスフリーな生活を送ってくれるでしょう。ただし、未就学児のお子様がいる場合、転倒の恐れもあるので、設置前には十分に検討してください。家族みんなが安心できることが、一番重要なことですからね。
大好きな高いところで、誰にも邪魔されずにのんびりできる「ねこタワー」は、愛猫の安心できる場所。しかし、それは安全な環境整っていてこそ言えることです。ねこタワーを購入する前には、「どこに置くか」「安心して使用できるか」をしっかり確認してから購入するようにしてくださいね。
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文/ICHINOKI
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。