猫と暮らす
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綿棒は実はNG! 猫の耳掃除、正しいお手入れ頻度とやり方のコツ
猫の耳掃除について、正しいやり方やお手入れ頻度をねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺いました。
【必要性】基本的には必要ないが、体質や季節によっては必要
ただし、耳アカの量は季節による違いがあり、分泌物が増える春から夏と湿気の多い梅雨の時期は、ふだんは耳掃除を必要としない猫でも耳アカが出やすくなるので、耳掃除が必要になることもあります。また、スコティッシュフォールドをはじめとする“垂れ耳”の猫は通気性が悪く、耳アカが溜まると病気になりやすいので注意が必要です。
【頻度】週1回はチェックし、汚れていたら耳掃除を
【やり方】オイルを含ませたコットンで拭き取る
・コットン(4cm四方くらいにカットしたものを数枚)
・オリーブオイルorベビーオイル(市販の猫用イヤークリーナーもOK)
半分が湿るくらいオイルをつけたコットンを人差し指にのせ、耳の穴に入れて、指をゆっくりクルクルと数回まわします。取れた耳アカはコットンの端ですくい取ります。コットンに耳アカがついたらその都度交換しましょう。耳の奥は触らないよう注意して行います。
なお、綿棒およびタオルや指でこすったり、アルコール綿や被毛用シャンプーシートで必要以上に湿らせたりしてしまうと、摩擦や刺激で耳を傷つけるおそれがあるので、使わないようにしましょう。
【病気】耳に異変がある場合は、耳掃除前に獣医師に相談を
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫に耳掃除は必要?頻度や方法、動画、グッズを紹介』
文/緒方るりこ
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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