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猫にも老眼はある? シニア猫になったら気をつけたい目の病気
人はシニア世代になると、目の不調も増えてきがちですが、猫にも老眼などはあるのでしょうか? 今回は、猫に老眼があるのか、シニア猫が気をつけたい目の病気や対応について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺いました。
猫に老眼はあるの?
――猫にも老眼はあるのでしょうか?
岡本先生:
「猫はもともとピント調節機能が弱い動物です。そのため、それが人のように老化でさらに機能が弱まることで、生活しづらくなることはないと考えられるでしょう」
岡本先生:
「猫はもともとピント調節機能が弱い動物です。そのため、それが人のように老化でさらに機能が弱まることで、生活しづらくなることはないと考えられるでしょう」
猫がシニアになってから気をつけたほうがいい目の病気は?
――とくにシニアになってから気をつけたほうがいい、猫の目の病気はありますか?
岡本先生:
「シニアになってからだと、高血圧による網膜剥離が多い傾向にあります」
岡本先生:
「シニアになってからだと、高血圧による網膜剥離が多い傾向にあります」
猫の視力の低下はどう判断する?
――猫の視力が落ちているかもしれない、と疑われる猫の行動はありますか?
岡本先生:
「猫と視線が合わなくなったり、遊んでいてもおもちゃを目で追えていなかったりといった変化があると、視力が落ちているおそれがあるでしょう」
岡本先生:
「猫と視線が合わなくなったり、遊んでいてもおもちゃを目で追えていなかったりといった変化があると、視力が落ちているおそれがあるでしょう」
猫の視力が低下してしまったときのサポートはどうすればいい?
――猫の視力が落ちてしまったら、日常生活ではそのようにサポートしてあげたらいいでしょうか
岡本先生:
「目で危険をとらえることが難しくなるため、ぶつかったり落ちたりするおそれのある場所に行けないようにしましょう。クッションなどを設置するのもおすすめです」
――ありがとうございました。
岡本先生:
「目で危険をとらえることが難しくなるため、ぶつかったり落ちたりするおそれのある場所に行けないようにしましょう。クッションなどを設置するのもおすすめです」
――ありがとうございました。
人と違い猫に老眼はないようですが、ほかの体の不調と重なって目の病気が起きてしまうこともあるようですね。猫は言葉で訴えることはできないので、日々行動を観察し、少しでも異変を感じたら早めに獣医師に相談してください。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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