猫と暮らす
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猫飼いなら知っておきたい 猫がなでられて嬉しいところとその理由
愛猫をなでるのは大切なコミュニケーションのひとつです。せっかくなでるのなら、猫にとっても嬉しい部位を知っておきたいですよね。そこで今回は、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、猫がなでられて嬉しい部位とその理由についてうかがいました。
猫がなでられて嬉しい部位はどこ?
――猫がなでられて嬉しい部位として、どこが考えられるでしょうか?
岡本先生:
「頭やアゴの下、背中を好む猫が多いでしょう」
――猫はなぜ頭などをなでられるのが好きなのでしょうか?
岡本先生:
「まず基本的に、敏感な部位でないことがあげられます。また、自分で舐めることが難しい場所だから、という面もあるのではないでしょうか」
岡本先生:
「頭やアゴの下、背中を好む猫が多いでしょう」
――猫はなぜ頭などをなでられるのが好きなのでしょうか?
岡本先生:
「まず基本的に、敏感な部位でないことがあげられます。また、自分で舐めることが難しい場所だから、という面もあるのではないでしょうか」
猫がおしりトントンを好きなのはなぜ?
――「おしりトントン」が好きな猫も多いですが、それはなぜですか?
岡本先生:
「猫のしっぽのつけ根あたりを軽く叩く『おしりトントン』は、生殖器に伝わる神経が刺激されるため、好む猫が多いと考えられます」
岡本先生:
「猫のしっぽのつけ根あたりを軽く叩く『おしりトントン』は、生殖器に伝わる神経が刺激されるため、好む猫が多いと考えられます」
なでないほうがいい部位はあるの?
――最後に、ここだけはなでないほうがいい、という部位もあれば教えてください。
岡本先生:
「先述したように敏感でない部分を好む猫が多いということは、敏感な部分は嫌がる猫が多いということになります。そのため、足先やしっぽの先、鼻先を嫌がることが多いでしょう。しかしこれらの部位を含めて、なでるというスキンシップは病気の早期発見にもつながるため、全身やさしくなでられるのが理想的ですね」
――ありがとうございました。
岡本先生:
「先述したように敏感でない部分を好む猫が多いということは、敏感な部分は嫌がる猫が多いということになります。そのため、足先やしっぽの先、鼻先を嫌がることが多いでしょう。しかしこれらの部位を含めて、なでるというスキンシップは病気の早期発見にもつながるため、全身やさしくなでられるのが理想的ですね」
――ありがとうございました。
なでることは病気の早期発見にも効果的なため、猫を喜ばせてなでなで好きになってくれたらいいですよね。しかし猫によってはスキンシップ自体が苦手な場合も。多くの猫が喜ぶ部位であっても、猫の様子を見ながら対応してあげてください。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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