猫と暮らす
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愛猫が食べてはいけないものを食べてしまったことはある?体験談と対処法
愛猫が食べてはいけないものを食べてしまったことはある?
アンケートの結果、「はい」と答えた方は99人、「いいえ」と答えた方は86人。半数以上がヒヤリとした経験があるという結果になりました。続いて、どのようなものを食べてしまったのか詳しく見ていきましょう。
最も多かったのは「おもちゃ」
2番目に多かったのは「人の食べ物」
「さきいか」
「玉ねぎの入っている牛丼の肉」
「カレー」
「シャケ」
「やきそば」
「ケーキ(生クリームのついた甘いみかん)」
「豚カツ」
普段食卓にのぼる食べ物の中には、糖分や塩分が多いものや中毒症状を起こすものなど、猫が食べてはいけないものもあります。命に関わることもあるので、食事をするときや食事中に席を離れる際には、猫が食べ物に近づかないよう十分に注意しなければなりません。
3番目に多かったのは「ビニール、プラスチック類」
そのほかにも、このような回答が
「輪ゴム」
「糸付きの針」
「同居猫の抜け毛」
「ヒモ類」
「人用の薬」
誤食を防ぐ方法と誤食に気づいたときの対応
誤食防止には猫との居住空間に工夫をして
岡本先生:
「猫によってかじる傾向のある素材があります。そのような素材を猫の生活圏内に置かないこと、かじりそう・飲み込みそうなものは蓋付き収納にすることが大切です」
――なるほど。蓋付き収納を活用することで、猫が取り出すことができなくなりますね。
誤食に気づいたら自己判断は禁物
岡本先生:
「かじったものの残りの破片や、かじられていない同じものを持って、早めに動物病院を受診しましょう」
――どのような場合でも、動物病院を受診したほうがよいでしょうか?
岡本先生:
「サイズや素材によっては胃の中にあるうちに催吐、内視鏡による摘出が必要になります。自己判断せず、なるべく早めに受診したほうがよいかと思います」
――誤食に気がついたら、早急に行動することが大切なのですね。先生、ありがとうございました。
取材・文/平岡紗季
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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