猫と暮らす
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愛猫に嫌われる!?猫が嫌がる行動を獣医師に聞いてみました
今回は「愛猫に嫌われた!と感じた瞬間」というテーマでアンケート調査を実施。
また、猫に嫌われる行動や、嫌われないために注意したいポイントについて、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生にお話を伺いました。
愛猫に嫌われた!と感じた瞬間はありますか?
すると、アンケートにお答えいただいた170名のうち、半数以上にのぼる102名の方が「はい」と回答。
多くの方が日々の生活の中で、愛猫の機嫌を損ねてしまった経験をしているようです。
どのような行動が嫌われたと感じましたか?
愛猫に嫌われたと感じたエピソード
・「長毛猫のお尻あたりの毛を思い切り踏んで、大量に毛を抜いてしまったときかなぁ?暫く警戒して距離を取っていました。普段は一緒にいます」
・「病院につれていった日はそっけなくなった。すぐに機嫌直ったけど」
・「猫吸いをしたあと、迷惑そうな顔をされました」
・「可愛すぎてちょっとしつこくしちゃったときに、ゔぅーと怒られ暫く近寄らなくなった」
その後、愛猫との関係は改善した?
愛猫が機嫌を直してくれたらホッとしますね。
獣医師が考える「愛猫に嫌われる行動」とは?
ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に伺いました。
白山先生:
「大きな声や音を出したり、急に動いたりすると、猫は嫌いだと感じやすいでしょう。目の前を通られるのを嫌がる猫もいます。必要以上に触られたり撫でられたりするのも、苦手な猫は多いです。可愛がっているつもりが、実は愛猫の機嫌を損ねていたということも少なくありません」
愛猫に嫌われないためには?
白山先生:
「時間がかかることもありますが、可能だと思われます」
――では、猫に嫌われないようにするために、どんなことに注意すればいいでしょうか?
白山先生:
「先ほど紹介した、大きな声や音を出す、急に動く、目の前を通るといった行動は極力避けてください。また、どんなに可愛くても、猫が嫌がるまで撫で続けないことも大切です。猫にも気分があるので、合わせてあげるようにしましょう。猫によって適度な距離も違うので、それぞれの猫に合わせた距離感を保つ意識をもつといいと思います」
――ありがとうございました。
アンケートに回答くださった飼い主のみなさま、ありがとうございました。
取材・文/清水ゆか
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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