猫と暮らす
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猫タワーは本当に必要? タワーの選び方を獣医師に聞いた 飼い主のDIYアイデアも
猫を飼う家に欠かせないアイテムの猫タワー。どういう理由で必要とされ、どんな基準で選べば愛猫に合うものが見つかるのでしょうか? ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に教えていただきました。
まずは、インスタグラムで見つけたおしゃれなDIY猫タワーからご覧ください。
まずは、インスタグラムで見つけたおしゃれなDIY猫タワーからご覧ください。
DIYで天井の梁につながる猫タワー
ミルちゃんが上っているのは、パパが手作りした猫タワー。互い違いに板が組まれているので、上りやすそう。
上った先には……
ミルちゃんが上った先には、猫専用のスペースが。とっても高い場所に上れる猫タワーを、満喫するミルちゃんでした。
壁に穴を開けない猫タワー
こちらは壁に穴を開けないよう、試行錯誤しながら作った猫タワー。2021年夏の初版完成から、コレットちゃんの動きを見ながら少しずつ改良を加えているのだそう。
工夫した点は?
板の配置を変えたり、足場を強化したり、滑り止めシートを貼ったり、爪とぎ場を増やすなどして機能性と安全面をレベルアップ。アルファベットオブジェもついて、とってもおしゃれな猫タワーになりました。
まるで「猫がなる木」のような猫タワー
6匹の猫をはじめとする動物たちと暮らす@chatran720さんの家には、部屋の真ん中に猫タワーがあります。鮮やかなブルーの台がついていて、とってもかわいい。手作りだから、部屋に調和する色を選べますね。
【獣医師取材】なぜ必要? 猫タワーがあるメリット
――猫に猫タワーは必要でしょうか。
原先生:
「室内飼育で暮らす猫にとって、猫タワーはぜひ準備しておきたい設備です。野生の世界において、猫はほかの動物から狙われる立場でもあるため、高く周りを見渡せる場所を好みます。これは家のなかでも同じで、猫タワーに上っていることで猫たちは室内の様子をよく見ることができ、より安心して過ごすことができるのです」
――猫タワーがあることは、猫にどんなメリットをもたらしますか。
原先生:
「メリットとしては、先ほど述べた『安心できる』以外にも、室内での運動不足を予防する意味があります。水平方向だけでなく、上ったり下りたりする高さを活かした運動ができることは、部屋の大きさが欧米と比べて小さい日本の家とも相性がいいといえるでしょう」
――猫が高所を好むだけでなく、日本の比較的小さい住宅でも運動を促せるメリットがあるのですね。
原先生:
「室内飼育で暮らす猫にとって、猫タワーはぜひ準備しておきたい設備です。野生の世界において、猫はほかの動物から狙われる立場でもあるため、高く周りを見渡せる場所を好みます。これは家のなかでも同じで、猫タワーに上っていることで猫たちは室内の様子をよく見ることができ、より安心して過ごすことができるのです」
――猫タワーがあることは、猫にどんなメリットをもたらしますか。
原先生:
「メリットとしては、先ほど述べた『安心できる』以外にも、室内での運動不足を予防する意味があります。水平方向だけでなく、上ったり下りたりする高さを活かした運動ができることは、部屋の大きさが欧米と比べて小さい日本の家とも相性がいいといえるでしょう」
――猫が高所を好むだけでなく、日本の比較的小さい住宅でも運動を促せるメリットがあるのですね。
【獣医師取材】猫タワー選びのポイント!
――家庭によって猫の年齢や数が違いますが、猫タワーはどういうポイントにこだわって選べばいいのでしょうか。
原先生:
「子猫やシニア猫の場合は身体機能が成猫よりも劣るため、安全性が高い段差と段差との間が少ないものや高すぎないものを選ぶようにしましょう。子猫用、シニア猫用のタワーもあるので、その中から選ぶのもいいでしょう。
また、その部屋で生活をしている猫の数とタワーについているベッドの数などを合わせられると、よりいいのではないかと思います」
――猫の年齢や体格に合うもの、猫の数だけ居場所を確保できるものを選ぶといいのですね。貴重なお話をありがとうございました。
原先生:
「子猫やシニア猫の場合は身体機能が成猫よりも劣るため、安全性が高い段差と段差との間が少ないものや高すぎないものを選ぶようにしましょう。子猫用、シニア猫用のタワーもあるので、その中から選ぶのもいいでしょう。
また、その部屋で生活をしている猫の数とタワーについているベッドの数などを合わせられると、よりいいのではないかと思います」
――猫の年齢や体格に合うもの、猫の数だけ居場所を確保できるものを選ぶといいのですね。貴重なお話をありがとうございました。
猫タワーは必要ですが、その猫に向いているタワーの大きさなどは状況によって変化します。そういう意味で考えると、カスタマイズしやすいDIYの猫タワーは、猫の変化にも対応しやすいのかもしれませんね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
掲載協力/Instagram(@zoruzoruzoru、@colette0727、@chatran720)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/小崎華
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
掲載協力/Instagram(@zoruzoruzoru、@colette0727、@chatran720)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/小崎華
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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