猫と暮らす
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猫は避妊・去勢手術でどう変わる? 飼い主が感じた変化を獣医師にきいた
猫に避妊・去勢手術をほどこすと、猫の行動や性格に変化が見られることもあるといいます。そこで今回は、猫の飼い主さんたちに体験談を含めて調査。ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、避妊・去勢手術のメリット・デメリットについて伺いました。
避妊去勢手術後、愛猫に変化があったと感じた飼い主さんは3割弱

愛猫の避妊・去勢手術をした飼い主さんたちにアンケートを実施しました。その結果、手術の前後で愛猫に変化があったと感じた飼い主さんは、全体の3割弱という数字に。
愛猫はどう変化したの?具体的なエピソードをご紹介
・「ゴハンを残してばかりで心配していたが、去勢してからはおかわりの要求をするほど大食漢になった」
・「手術前から甘えん坊ではあったけど、術後は更に甘えん坊に。膝の上に乗ることが増えたり、後をついて来たりするようになりました」
・「避妊手術をする前は、あちこちでオシッコをしていましたが、手術後はおさまりました」
・「避妊前に比べたら若干甘えん坊になり、全然鳴かない子だったのに、鳴いて自分の気持ちを伝えるようになった」
・「目の手術を優先したので去勢手術が少し遅くなり、あちこちにおしっこをするマーキングが始まってしまいました。去勢手術後、ピタリとしなくなりました」
・「手術前から甘えん坊ではあったけど、術後は更に甘えん坊に。膝の上に乗ることが増えたり、後をついて来たりするようになりました」
・「避妊手術をする前は、あちこちでオシッコをしていましたが、手術後はおさまりました」
・「避妊前に比べたら若干甘えん坊になり、全然鳴かない子だったのに、鳴いて自分の気持ちを伝えるようになった」
・「目の手術を優先したので去勢手術が少し遅くなり、あちこちにおしっこをするマーキングが始まってしまいました。去勢手術後、ピタリとしなくなりました」
猫の避妊去勢手術のメリット、デメリットは
――猫の去勢・避妊手術のメリットとデメリットを教えてください。
岡本先生:
「メリットとしては、まず発情のストレスがなくなること、将来の生殖器・乳腺の病気の予防効果などがあげられるでしょう。また、飼い主さんにとっての問題行動もなくなります。
デメリットとしては、子供を作れなくなる、太りやすくなるといったことが考えられます。
メリットを期待して猫の去勢・避妊手術を考えているようであれば、問題行動が習慣化しないためにも、またメスの場合病気の予防の観点からも、初回発情の前に行なうことが望ましいです」
――ありがとうございました。
岡本先生:
「メリットとしては、まず発情のストレスがなくなること、将来の生殖器・乳腺の病気の予防効果などがあげられるでしょう。また、飼い主さんにとっての問題行動もなくなります。
デメリットとしては、子供を作れなくなる、太りやすくなるといったことが考えられます。
メリットを期待して猫の去勢・避妊手術を考えているようであれば、問題行動が習慣化しないためにも、またメスの場合病気の予防の観点からも、初回発情の前に行なうことが望ましいです」
――ありがとうございました。
猫に避妊・去勢手術を行うことで、飼い主さんが愛猫の変化を感じることも少なくないようです。問題行動の防止や、病気の予防などの観点も含め、愛猫に避妊・去勢手術を行うかどうか検討し、よりよい選択をしてあげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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