猫と暮らす
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新生活スタート、猫の居場所も改めて見直したい 猫が好む場所の特徴は
新生活が始まる人も多いこの季節。愛猫も新生活をスタートさせるために、改めて猫の居場所づくりを見直してみるのはいかがでしょうか? 今回はねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に、猫の居場所づくりのポイントについてお話を伺いました。
猫が好む居場所とは?
――猫はどのような場所に自分の寝床や居場所があるとくつろげるのでしょうか?
岡本先生:
「猫は高い場所を好む傾向にあります。上から部屋を見渡せるため、猫にとって安心だと認識している場所といえるでしょう。また、囲まれた狭い場所も好みます。これは猫の先祖が、もともと狭い場所で生活していた名残だと考えられるでしょう。また、子猫時代に兄弟とくっついて過ごしていたため、体が触れていることで安心感が得られるという面もあります」
岡本先生:
「猫は高い場所を好む傾向にあります。上から部屋を見渡せるため、猫にとって安心だと認識している場所といえるでしょう。また、囲まれた狭い場所も好みます。これは猫の先祖が、もともと狭い場所で生活していた名残だと考えられるでしょう。また、子猫時代に兄弟とくっついて過ごしていたため、体が触れていることで安心感が得られるという面もあります」
キャットタワーやキャットウォークを活用しよう
――高い場所や狭い場所に、どのように猫の寝床や居場所をつくればいいのでしょうか?
岡本先生:
「キャットタワーや手作りのキャットウォークなどを活用するといいでしょう。部屋の端にドーム状の寝床を置いたり、最近は窓に貼り付けるタイプの寝床もあるため、それらを使ったりしてもいいかもしれません。
あまり高いところから飛び降りてしまうと足腰の負担になるため、階段状に少しずつ降りて来られるように設置してくださいね」
岡本先生:
「キャットタワーや手作りのキャットウォークなどを活用するといいでしょう。部屋の端にドーム状の寝床を置いたり、最近は窓に貼り付けるタイプの寝床もあるため、それらを使ったりしてもいいかもしれません。
あまり高いところから飛び降りてしまうと足腰の負担になるため、階段状に少しずつ降りて来られるように設置してくださいね」
猫が好きな場所の安全面も再チェックしよう
――パソコンの上や細い手すりの上、洗面台の中などを気に入って寝床にする猫もいますが、問題ないのでしょうか?
岡本先生:
「ほとんどの場合は問題ありませんが、ときおり、寝返りを打った際などに落ちてケガを負ってしまう猫もいます。板などで場所を安定させるか下にクッションを敷くなど、万一猫が落ちた場合も安全が確保できるように工夫しておくといいでしょう」
――ありがとうございました。
岡本先生:
「ほとんどの場合は問題ありませんが、ときおり、寝返りを打った際などに落ちてケガを負ってしまう猫もいます。板などで場所を安定させるか下にクッションを敷くなど、万一猫が落ちた場合も安全が確保できるように工夫しておくといいでしょう」
――ありがとうございました。
居心地のいい居場所は、猫の心身の健康のためにも大切な要素のひとつです。今回伺った内容も参考に、猫の好みやすい場所の傾向と、愛猫の好みの両方を把握し、愛猫にとって居心地のいい居場所をつくってあげてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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