猫と暮らす
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【調査】猫が飼い主さんに見せる「好き」のサインは? よくあるしぐさを獣医師が解説
【調査】愛猫が飼い主さんに対して「好き」というサインを見せていることがある?
【体験談】愛猫が飼い主さんに見せる「好き」のサインは?
名前を呼ぶと来る
- 「旦那が名前を呼んでも来ないけど、私が呼ぶとすぐに寄ってきます。瞬きすると瞬きで返してくれます」
- 「かがんで名前を呼ぶと来て、頭をゴツンと額に押し付けてくる」
スリスリする
- 「足元にしがみついてスリスリする」
- 「家に帰ったとき、ジャンプしながらスリスリしてくる」
- 「しっぽをピンと立て足にスリスリしてきます」
- 「足にスリスリ、椅子に座ると飛び乗ってくる。横になると2匹して腰に乗ってきて場所の奪い合い」
- 「ひたすら甘えてきます。スリスリゴロゴロ」
- 「にゃーんと鳴きながら、スリスリしてくる」
ゴロゴロとのどを鳴らす
- 「仕事から帰って洗面台でうがい、手洗いをしていると、リビングからニャーニャーと鳴いていて抱っこする前からゴロゴロと喉を鳴らしています」
- 「寝るときに手を猫の顔あたりに置いてると、必ず乗せてゴロゴロ言いながら寝入る」
- 「にゃーと鳴いて近づき、体をスリスリさせてゴロゴロ喉を鳴らしている」
- 「こちらを見てニャーと鳴いて、ゴロゴロ言いながら近寄ってくる」
- 「ゴロゴロ言いながらスリスリ頭を押し付けてくる。幸せすぎて言葉にならない」
自分だけに対して鳴く
- 「見つめてニャッと可愛らしく鳴く。ほかの誰にもやらない」
おなかを見せる
- 「しっぽをピンピンに震わせて走ってきて、足元でおなかを見せてコロンします」
- 「おなかを出して寝てる」
あとをついてくる
- 「主が動くと必ずあとをついてきます。愛猫を見ると必ず目が合います。いつも見られてるんだと愛おしくなります」
- 「私のあとをついてくる。台所やトイレ、お風呂まで」
目が合うと瞬きをしてくれる、サイレントニャー
- 「目が合うと目を細めるので、勝手に好きなサインだと思ってます」
- 「じーっと見つめて、ゆっくりと瞬きをしてくれる。目が合った瞬間に高めの声で『ニャッ』と鳴く」
- 「じーっと見てるから、『どーした?』って聞くと目を細めて、『うーん』って言います」
- 「目が合うとニャーと口を開きます。声は聞こえないことが多いです」
顔をなめる
- 「顔をなめてきます」
- 「座ると膝に乗ってきて、必ず私の頬をひとなめしてから自分の体勢を整えて寝ます。頬にキスされたようなくすぐったい気分になります」
- 「私の顔をまん丸なおめめで少し見つめて、そのあとにチュッてしてくる。私の手の上に自分の前足を乗せて重ねてくる」
【獣医師解説】猫が飼い主さんに見せる「好き」のサインとは?
ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
「愛猫が飼い主さんに対して『好き』という気持ちを伝えるようなときに、次のようなしぐさやサインを見せていることがあるでしょう。
・あとをついてくる
・スリスリしてくる
・なめてくる(グルーミング)
「好き」の気持ちを伝えやすい猫、伝えにくい猫の特徴は?
「猫にはさまざま性格のコがいるので、先述したような『好き』の気持ちを伝えやすいコとそうでないコがいるでしょう。
気持ちを伝えやすいコというのは、飼い主さんと一緒に行動をするのが好きなコに多いです。気持ちを伝えにくいコというより、飼い主さんが自分は(猫から)好かれていないと勘違いしてしまうような振る舞いのコは、マイペースなコやひとり行動が好きなコに多いのではないでしょうか。
ただ、同じ部屋にいても逃げないなど、そのコによって信頼している相手に許す距離感は異なります。感情表現が苦手なコもいるかとは思いますが、好きの表現がわかりやすいコのほうが信頼度が高いとは一概に言えない、ということをお伝えしたいです」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/雨宮カイ
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