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猫の去勢・避妊手術が早めのほうがいい理由 猫の幸せのために考えたいポイントは

猫の去勢・避妊手術を行うかどうかは、猫を飼ううえでしっかりと検討したいことのひとつ。今回は、そんな去勢・避妊手術を行うタイミングやその影響について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生にお話を伺いました。

猫の去勢・避妊手術は早めに行ったほうがいいの?

マンチカンのこたまちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫の去勢・避妊手術は、早めに行ったほうがいいのでしょうか?

岡本先生:
「初めて発情を迎える前のタイミングで行うほうが、発情行動の消失や、問題行動などの軽減の効果が高いといわれています。また、病気によっては早めに行ったほうが予防率は上がるでしょう」

猫の去勢・避妊手術が遅くなることでデメリットはある?

茶白猫のぱきらちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫の去勢・避妊手術が遅くなることで、何かデメリットなどはありますか?

岡本先生:
「発情のたびに猫にストレスがたまることが考えられます。また、過剰に鳴き続ける、外に出ようとするなど、発情行動によって飼い主さんが困ることもあるでしょう。また、手術が遅くなると、乳腺腫瘍の予防率は下がってしまいます」

猫の去勢・避妊手術は何才までOK?

サイベリアンのアルちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫の去勢・避妊手術は、何才まで行ってもいいものなのでしょうか?

岡本先生:
「基本的に、猫の去勢・避妊手術に年齢の制限はありません。ただ、体力があり健康なうちに手術しておくことで、病気のリスクはもちろん、手術をおこなうこと自体のリスクも軽減できるでしょう」
猫の去勢・避妊手術は、可能なタイミングになったら早めに行ったほうが、メリットも多いとされています。もちろん猫の個体差や飼い主さんの事情などもあるため、さまざまな要素をしっかりと検討し、猫と飼い主さんにとってよいタイミングで行いたいですね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
取材・文/田山郁
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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