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ベンガルってどんな猫? 性格の傾向や注意したい病気について【専門家解説】
ベンガルは、イエネコと野性のベンガルヤマネコの血を引く、比較的新しい猫種です。一般的な猫のさらに上をいく活動量の持ち主とされ、あまり水を嫌がらない傾向があるのも特徴のひとつといえるでしょう。
今回は、そんなベンガルの特徴や性格の傾向、注意したい病気などについてご紹介します。
今回は、そんなベンガルの特徴や性格の傾向、注意したい病気などについてご紹介します。
ワイルドな毛柄が特徴?
がっしりとした長いボディや、ヒョウのような引き締まった体が印象的なベンガル。成猫時の標準体重は5~10kgとされ、一般的な猫よりも一回り大きい“大型タイプの猫”といえるでしょう。
被毛は短毛~中毛くらいの長さでツヤがあり、魅力ともいえるワイルドな毛柄は、マーブル(大理石模様)とスポッテッド(斑点柄)の2タイプに分類されます。
被毛は短毛~中毛くらいの長さでツヤがあり、魅力ともいえるワイルドな毛柄は、マーブル(大理石模様)とスポッテッド(斑点柄)の2タイプに分類されます。
性格はフレンドリーな傾向
ベンガルはよく鳴くおしゃべり好きなタイプが多く、性格は野性的な面を残しつつも温和でフレンドリーとされています。
甘えん坊で人とのコミュニケーションを好む傾向があるので、お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも10分以上は向き合って遊んであげましょう。ただし、人から必要以上にベタベタされることはあまり好まないようなので、接し方には注意が必要です。
なお、ベンガルは飼い猫に向くように交配されてきた猫種ですが、なかには性格の荒いコもいます。迎え入れる際などは、よく確認するようにしましょう。
甘えん坊で人とのコミュニケーションを好む傾向があるので、お気に入りのおもちゃを使うなどして、1日に最低でも10分以上は向き合って遊んであげましょう。ただし、人から必要以上にベタベタされることはあまり好まないようなので、接し方には注意が必要です。
なお、ベンガルは飼い猫に向くように交配されてきた猫種ですが、なかには性格の荒いコもいます。迎え入れる際などは、よく確認するようにしましょう。
ベンガルが注意したい病気
ベンガルは以下のような病気にかかりやすいとされているので、健康管理には十分気を配ることが大切です。
ベンガルの心配な病気(一例)
- 大股で歩く・後ろ足がきかなくなる・転びやすいなどの神経症状が出る遠位性(体幹から離れた位置に症状が出る)の「多発性ニューロパチー」
- 貧血や黄疸(おうだん)や脾腫(ひしゅ)などの症状を引き起こす「ピルビン酸キナーゼ欠乏症」
- 徐々に視力が低下し、最終的には失明に至ってしまう「進行性網膜萎縮」
- 先天的に胸が平らだったり、凹んでいたりする「漏斗胸(ろうときょう)」
- 股関節やひざに炎症を抱えやすく、後ろ足を引きずって歩くことがある「股関節形成不全」および「膝蓋骨(しつがいこつ)脱臼」
今回ご紹介したベンガルは、運動能力が高く非常に活発な猫種とされています。運動不足でストレスをためないためにも、広い飼育スペースの確保や猫タワーの設置など、室内で運動できる環境を整えることが飼育の必須条件といえるでしょう。ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『ベンガルの特徴と飼い方 可愛い画像いっぱい|ねこのきもち 猫図鑑』
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/長谷部サチ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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