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猫が飼い主さんに「そっとしておいてほしい」ときの対応方法|獣医師解説

ふだん触れ合っている愛猫が近づいてこないとき、「どうかしたのかな」「具合が悪いのかな」など気になりますよね。猫がそばに寄ってこないときの対応方法について、ねこのきもち獣医師相談室の原駿太朗先生に伺いました。

猫が“ひとり”になりたいとき

ソファの上で眠る猫
Guven Polat/gettyimages
――いつも触れ合っている猫がそばに寄ってこないと、猫の様子が気になる飼い主さんもいらっしゃるかと思います。猫が飼い主さんとの触れ合いを避けようとするのは、どのようなときでしょうか。

原先生:
「猫の機嫌がよくないときや、病院へ行ったあとで疲れているとき、また、ゆっくりのんびりと寝たいときなどは、“ひとり”静かに過ごしたいのではないかと思います」

飼い主さんはあまり心配せず見守りを

寄り添う2匹の猫
rai/gettyimages
――猫の機嫌や疲れ具合によるのですね。飼い主さんはどのように猫を見守ったらよいでしょうか。

原先生:
「猫が“ひとり”で過ごしたい場合の多くが、一時的なものです。ずっと続くケースは決して多くないと思いますので、自由にさせてあげて、そっと見守ってあげるようにするとよいと思います」

――一時的なものだとわかれば、飼い主さんも安心して猫の気持ちに寄り添えますね。

猫の体調が悪い場合もあるため確認を

飼い主さんに撫でられる猫
rai/gettyimages
――一方で心配なのが、具合が悪いために猫が触れ合いを避ける場合です。猫の具合が悪いときの見分け方はあるのでしょうか。

原先生:
「数時間経ってもずっと同じ場所にいるときは、少し触れたり声をかけたりし、変化を見るのがよいでしょう」

――一時的なものではない場合には、体調不良の可能性があるということですね。飼い主さんのその後の対応に活かせそうです。
原先生の経験上、猫の調子が悪いとき、ふだん全くいたことのないような場所にいることがあるそうです。日頃から猫の様子をよく見ておくと、体調不良との区別がしやすいでしょう。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・原駿太朗先生)
取材・文/平岡紗季
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
※記事の内容は2024年6月時点の情報です。
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