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まだ油断しないで!暑いと感じる日はキャットフードの取り扱いに注意!保管方法を獣医師に聞いた

気温と湿度の高い夏は猫の体調管理だけではなく、キャットフードの劣化や腐敗にも注意をはらう必要があります。そこで今回は、暑い時期の猫の食事の管理方法や注意点について、ねこのきもち獣医師相談室の白山さとこ先生に伺いました。

暑い時期にキャットフードを置きっぱなしにするリスクとは

ご飯を待つミケ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――暑い時期に置き餌をしたり、猫が食べ残したキャットフードを置きっぱなしにしたりすると、どのようなデメリットがあるのでしょうか?

白山先生:
「暑い時期にキャットフードを置きっぱなしにしていると、味や食感が悪くなって、猫の食いつきも悪くなります。さらに、雑菌の繁殖や腐敗も進むため、体調不良の原因になることもあります」

暑い時期はキャットフードをどれくらいの時間で片づけるべき?

ご飯を待つサイベリアン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――猫が食べ残したり、用意したキャットフードを食べるそぶりを見せなかったりする場合、暑い時期はどれくらいでキャットフードを片づけるべきでしょうか?また、残ったキャットフードや、食べなかったキャットフードはどのように処理すべきかも教えてください。

白山先生:
「キャットフードは、15分程度~遅くとも30分以内には片づけるようにしましょう。なお、残ったキャットフードは、生ゴミと同じ扱いで処理するようにしてください」

暑い時期のキャットフードの正しい保管・保存方法

ご飯を食べるロシアンブルー
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
――暑い時期はキャットフードをどのように保管・保存すべきでしょうか?一度開けたキャットフード、未開封のキャットフードそれぞれの保管・保存方法について教えてください。

白山先生:
「一度開けたキャットフードは、開封後しっかりと封をし、高温多湿を避けて保存するようにしてください。ウエットフードの場合は冷蔵庫で保管して、2~3日中には使い切りましょう。未開封のキャットフードについては、直射日光の当たらない場所に保存するようにしてください」
キャットフードは正しく管理できていないと、劣化して食いつきが悪くなったり、雑菌が繁殖して体調不良を起こしたりとさまざまな悪影響をおよぼします。愛猫に健康でいてもらうためにも、暑い時期のキャットフードの取り扱いには、いつも以上に注意をはらってくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・白山さとこ先生)
取材・文/宮下早希
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年7月時点の情報です。
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