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子猫に与えるミルクの種類、量や回数とは?2つのNGポイントも

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子猫の成長スピードは速く、1歳までに体重が20~40倍になることもあるんだそう。しっかりと栄養を与えてあげたいですね。今回は、子猫にミルクを与える際に気を付けたいことや期間、種類や量に回数、さらに飲まないときの対処法などを解説します。

子猫にミルクを与えるのはいつまで?

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子猫のお世話をするにあたって、特に気になるのがゴハンのことですよね。ミルクを飲むこと自体は知っていても「いつまで与えるのか」「どんなミルクがいいのか」「どうやって与えるのか」など、疑問に思うことも多々あることでしょう。まずはお世話のリズムをつかむためにも、ミルクを与える期間について解説します。

出生時~生後4日

愛猫の出産や子猫の保護など、生後すぐの子猫をお世話するケースもあります。この時期の特徴としてへその緒が付いていることが多く、体重は約70~110gほど。最初は1ccから哺乳し、徐々に量を増やしていきましょう。目安としては、3~5ccを3時間ごとに、1日6~8回与えます。

生後5日~2週

へその緒が自然に取れてきますが、視覚も嗅覚も十分には機能していません。生後1週を過ぎた頃にようやく目が開きかけ、耳が聞こえるようになります。体重は約200~300gほどで、この時期は6~10ccのミルクを1日5~6回ほど与えます。

生後2~3週

乳歯が生えてくる頃です。脳が発達し、動きも活発になってきます。体重は約300~400gくらいで、1ccのミルクを1日4~5回与えます。

生後4週~

体重が500gほどになって犬歯(乳歯)が生えたら、離乳食へ移行していきます。成猫用のフードにお湯を加えて、おかゆ状にしたものを与えましょう。最初はミルクと並行して与えていき、生後6~10週になる頃には固形フードを食べられるのを目安にします。

ミルクの与え方|ミルクの種類や作り方

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ミルクの種類は?液体と粉ミルクの違い

子猫は、高脂肪で高たんぱくのミルクで育てるのが好ましいため、市販されている子猫用のミルクを与えましょう。そのときに気を付けたいのが、液状ミルクと粉ミルクがあること。液体のミルクは、そのまま与えることができるため濃度調節を必要としませんが、価格は高くなります。

一方で粉ミルクは安価で購入できますが、1回ずつ濃度調整をする必要があります。ミルクが濃すぎてしまうと水分が足りなくなり、水分を多くするとエネルギーが足りなくなる恐れがあるので、必ずパッケージの表示に従ってつくりましょう。

哺乳瓶を用意!

哺乳瓶は子猫用のものを用意します。よく洗ってプラスチック臭を消しておきましょう。その後、水を入れて吸い口(ニップル)から出る量を確認します。穴が小さすぎるとミルクを飲むのに疲れてしまい、大きすぎると大量のミルクが出てしまいます。最悪の場合、誤嚥(ごえん)する危険もあるので、ボトル部分を軽く押したときに1滴ずつ出ることを確認してから使用してください。

ミルクのつくり方

粉ミルクはパッケージの表示に沿って作りましょう。哺乳瓶に粉ミルクを適量入れ、母乳に近い38℃程度のぬるま湯を注いでください。ミルクの温度が低すぎると子猫の体温が低下し、消化管に負担をかけます。熱すぎてもやけどの原因になるので注意しましょう。

液体ミルクはぬるま湯を加える必要はありません。哺乳瓶へ移してから湯せんなどで温めましょう。手首に1滴たらし、人肌程度に温まっているのを確認してから与えてください。

ミルクの与え方|2つのNGに注意して!

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牛乳はNG!子猫用ミルクを与えよう

牛乳には、猫が消化しにくい成分「乳糖」が含まれています。そのため子猫に牛乳を与えると、下痢を起こす恐れも。下痢は生後間もない子猫にとって、大きな負担になります。成長に大切な栄養をしっかりと与えるため、子猫には子猫用のミルクを用意してあげてください。もちろん犬用ミルクもNGですよ。

仰向けは厳禁!腹ばいにさせて与えよう

「ミルクを飲ませる」という場面を想像すると、人の赤ちゃんのように仰向けにして与えるところをイメージするでしょう。しかし子猫の場合は、母猫のおっぱいを飲んでいるところをイメージしてください。

すると、腹ばいになっておっぱいを飲んでいるシーンが浮かんでくるかと思います。ミルクも同じように子猫を腹ばいにさせて、頭を少し上にあげるようにして与えましょう。仰向けにして与えると、ミルクが気管に入る恐れがあります。

緊急!猫用ミルクや哺乳瓶が用意できない場合の対処法

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猫用ミルクが用意できない

動物病院が閉まっている夜に子猫を保護したケースなど、子猫用ミルクが手配できないときには代用食を用意します。

・人の赤ちゃん用のミルクを2倍の薄さで溶いたもの
・牛乳200ccに卵黄1個を入れてかき混ぜ、そこに砂糖茶さじ4杯を混ぜ合わせたもの
・スキムミルクをぬるま湯で薄めたもの
・ぶどう糖液や砂糖水

これらはあくまで一時的な代用品です。動物病院やペットショップが開いたら、すぐに子猫用ミルクへ切り替えましょう。

猫用哺乳瓶が用意できない

猫用哺乳瓶が手元にない場合は、スポイトやシリンジで代用しましょう。ドラッグストアなどで入手が可能な場合が多いです。スポイトやシリンジも手に入らないときは、人の指などにミルクを付けて少しずつなめさせるようにします。

ミルクを飲まないときに考えられること、対処法

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哺乳瓶が合わない

吸い口(ニップル)の大きさや硬さが子猫の口に合わないと、うまく飲むことができない場合があります。

<対処法>
子猫の口に合うように、吸い口を調整してあげましょう。大きすぎる場合は交換を、穴が小さすぎる場合はハサミなどで広げてください。

体が冷えている

子猫の体が冷えると胃腸の活動性が落ちて、ミルクを飲まなくなることがあります。また保護したばかりの子猫は、血糖値が下がっているケースも。その場合は自力でミルクを飲むことが難しくなります。

<対処法>
まずは猫の体を保温することが必要です。ペットボトルにお湯を入れたものをタオルでくるみ、子猫のそばに置いたり、使い捨てカイロを利用したりするのもいいでしょう。その後、哺乳に再度チャレンジしてください。それでも飲まない場合は、砂糖水をなめさせて血糖値をあげましょう。

子猫の様子に異常が出たら、獣医師へ相談することが重要です。普段から、休日や夜間も対応してくれる動物病院を把握しておくと安心ですね。

子猫はあっという間に成長します。ミルクのお世話は大変ですが、それはほんの少しの期間です。この頃にしか見ることができない、子猫のかわいい姿を“ご褒美”にして頑張りましょう!

ねこのきもち WEB MAGAZINE「乳飲み子猫を迎えたら」

参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『乳飲み子猫を迎えたら』
監修/ねこのきもち相談室獣医師
文/HONTAKA
※写真はスマホアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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