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そもそも猫にはどうしていろんな毛柄があるの?

猫の毛柄のヒミツ
猫ってさまざまな毛柄があるから不思議ですよね。
どうしてこんなにバリエーションがあるんだろう?と疑問に思ったことはありませんか?

そこで、今回は歌舞伎座に住みついた"かぶきにゃんたろう"と一緒に、毛柄のバリエーションや、毛柄が決まる仕組みについて、ご紹介したいと思います!

飼い猫の祖先・リビアヤマネコの毛柄の遺伝子の突然変異によって多様化した

リビアヤマネコ/Getty Images
リビアヤマネコ/Getty Images
私たちの知る飼い猫は、もともとは野生で暮らすヤマネコが家畜化されて生まれました。さらに、ヤマネコの祖先はアフリカ大陸にすむ、リビアヤマネコだということがわかっています。

つまり、猫の毛柄は、すべてこのリビアヤマネコのしま模様から始まったのです。この毛柄の遺伝子が突然変異などを繰り返しながら世界各地で複雑に絡み合った結果、今日に見られる多種多様な毛色や模様が生まれました。

親猫の毛柄や、遺伝子の働き方によってさまざまな毛柄が生まれる

ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫の毛柄は、その猫の父猫と母猫の両方から受け継いだ遺伝子がペアとなって決まります。さらに、毛柄の遺伝子には2種類あり、子の世代で出るもの(優性遺伝子)もあれば、何世代もあとに突然出る可能性があるものも(劣性遺伝子)。

ですから、たとえ同じ親猫から生まれたとしても、受け継ぐ&働く遺伝子は猫によって異なります。きょうだいでも違う毛柄が生まれるのは、こういったメカニズムがあるからなのです

ちなみに、親子でほぼ同じ毛柄になる猫種も

ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
毛色が限定されている一部の猫種は、決まった毛柄が優性的に遺伝しやすい傾向が。そのため、両親が同じ猫種の場合、子猫も同じ毛柄になりやすいのです。
猫の毛柄の世界は奥深い

かぶきにゃんたろう 公式twitter


参考/ねこのきもちセレクション「愛猫の毛柄がきっと見つかるKEGARA図鑑」
文/ねこのきもちWeb編集室
リビアヤマネコの画像/Getty Images
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです
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