家中を締め切る冬は、猫トイレのニオイもこもりやすくなりますよね。
今回は、そんな悩みを解消するための、猫トイレのお手入れ方法やニオイ対策をご紹介します。猫トイレのニオイでお悩みの飼い主さんは、ぜひ参考にしてみてくださいね。
猫トイレのお手入れ方法と頻度は?
日常的にウンチと容器の汚れ掃除を
日常的なお手入れとしては、ウンチと周辺の砂、砂の塊を取り除き、容器の汚れをお掃除シートなどで拭き取ります。飼い主さんが在宅なら、ウンチ後はなるべくすぐに処理することを心がけるとよいでしょう。
月に1~2回は水洗い&漬け置き消毒!
結晶化した尿の成分や細かい傷に入った汚れは、拭くだけでは取り除けません。月に1~2回は、砂の交換と容器の水洗い・漬け置き消毒をおこないましょう。次の章で、そのやり方を詳しくご紹介します。
猫トイレの水洗い・漬け置き消毒のやり方
- 水洗い:
お風呂場などで容器を水洗いします。中性洗剤を使い、スポンジでやさしくこすって汚れを落としましょう。
- 漬け置き消毒:
水洗いが終わったら容器に水を張り、規定量の塩素系漂白剤で30分ほど漬け置きします。その際、猫の誤飲には十分に注意してくださいね。
- 砂の交換:
容器のお手入れが終わったら、トイレ砂を入れます。このとき砂の追加はせず、すべて新しい砂に交換しましょう。
こんな対策も試してみて!
消臭剤や脱臭機を使う
トイレの近くに、プラグ式消臭剤やオゾン脱臭機などを設置するのもおすすめ。ウンチ掃除のときだけ消臭スプレーを使うよりも、そのように常時消臭するタイプのものを置く方が効果的といえます。
換気をよくする
ニオイがこもらないよう、トイレ周辺の換気をよくすることも大切です。猫トイレのそばの窓や換気扇を使って、換気を心がけましょう。ドアストッパーなどでドアを固定したうえで、人用のトイレ内に猫トイレを置き、換気扇をつねに回しておくのも1つの方法ですよ。
砂やトイレ容器の買い替えを検討する
トイレのお手入れをしてもニオイが残る場合は、容器の傷に汚れがたまり、ニオイが取れにくくなっているかもしれません。もし長期間使っているトイレなら、買い替えも検討してみましょう。また、トイレ砂を消臭効果の高い砂に替えるという手もあります。
こまめなお手入れと適切な換気や消臭対策で、気になるニオイをなるべく緩和していきたいですね。ただし、トイレ環境を急に変えると、猫が戸惑って排泄を我慢してしまうことも。トイレ砂は慎重に少しずつ変える、今までのトイレを置いたまま新たにもう1個設置するなどの配慮が必要です。猫も人も快適な暮らしを目指して、トイレ環境を整えましょう。
参考/「ねこのきもち」2016年7月号『飛び散り・ニオイ・はみ出しにサヨナラ!! KNT(快適・ねこ・トイレ)計画、始めよう!』(監修:モノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/nekonote
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。