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【獣医師が解決】猫の「こんなときどうするの?」にお答えします!

今回は、獣医師相談室に寄せられた、猫の飼い主さんからの疑問を相談室の先生がお答えします。猫との生活において「こんなときはどうしたらいいのかな?」と思うことってありますよね。ささいなことでも、正しい知識を持っておくことはとても大切なこと♪ ではさっそくご紹介します。

Q:トマトジュースを水にまぜて与えてもいい?

トマトジュースが好きな猫のイラスト
A:食塩無添加のマトジュースをたまに数滴まぜるくらいならOK

トマトジュースには、食塩が添加されているものと、添加されていないものがあります。添加されているものだと、少しの量を与えたとしても塩分過多になる恐れがあります。添加されていないものであれば、少量を水に混ぜて与えても健康に影響はありませんよ。

しかし、混ぜて飲むことが習慣になると、普通の水を飲まなくなってしまうこともあります。トマトジュースを与える場合は、ときどきご褒美としてほんの数滴を混ぜる程度にとどめましょう。持病がある場合はかかりつけの獣医師に相談してから決めてくださいね。

Q:粉薬をうまく飲ませられません。どうしたらいい?

薬を嫌がる猫のイラスト
A:苦味をなるべく隠して与えましょう。

猫に粉薬を与えるのは難しいものです。苦味がない薬なら、少量の水に溶かして与えられるでしょう。しかし、とくに苦味のある薬はよだれがあふれてしまい、さらに飲ませにくくなります。
そんなときは、カプセルに入れたり、猫の好きなウェットフードにくるむなどして、苦味を隠して与えるのがおすすめです。
また、錠剤など違う形状の薬に替えてもらえることもあるので、獣医師に相談してみましょう。

Q:ワクチンの予定日が過ぎてしまった!今から打っても大丈夫?

ワクチン接種を忘れた飼い主と猫のイラスト
A:大丈夫です。 はなるべく早めに接種してくださいね。

ワクチンを接種することで、感染症にかからないように体を守ります。ワクチンの効果が切れてしまうと感染症にかかるリスクが生じるので、前回接種したワクチンの効果が切れないうちに次のワクチン接種日を予定します。

しかし、ワクチンの予定日を過ぎたからといって、猫の体に異変や不都合が起こるわけではありません。そのため、予定日を過ぎてしまったとしても、猫の体調の良いときなどをみて、なるべく早めに接種すれば大丈夫ですよ。
飲み物のことや薬のこと、ワクチン接種など、身近なことだけど飼い主さんが勝手に判断するのは難しいものです。ここでご紹介した3つの質問と回答も、猫の飼い主さんにとっては、「あるある」だったりするのではないでしょうか? ぜひ参考にしてみてくださいね。
参考/「ねこのきもち」2018年11月号別冊『ねこのきもち獣医師相談室Q&Aブック』(監修:ねこのきもち獣医師相談室)
イラスト/松林今日子
文/ishikawa_A
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