猫と暮らす
UP DATE
人とは異なる骨格を科学的に解明!ー猫の体の仕組みに迫るー
今回は、そんな猫の体の構造を骨格から科学的に解明!
これを読めば、あなたも今日から猫博士になれるかもしれません。
実は個体差の大きい“しっぽ”
しっぽは、「尾椎(びつい)」と呼ばれる短い骨が連なって構成されていますが、その数は遺伝などにより、数個~20個とバラバラ。例えば、しっぽの長い猫だと約20個前後、マンクスなどといった短い猫種の場合は4個程度とされています。
意外と強肩な“肩”
猫には数mm程度の鎖骨がありますが、体に対してここまで大きな鎖骨があるのは、四足歩行の動物にしては珍しく、その鎖骨の周りにある筋肉や骨格が、馬や犬などにはできない、猫ならではの前足の動きを生み出しているのです。
また、背骨の関節が比較的柔軟であることも、猫のしなやかな動きに欠かせない要素であり、猫は「本気を出せばボールをキャッチすることができる」ともいわれています。
脳と密接な関係にある“歯”
また、歯を支えている上顎の骨と脳とのあいだにある骨がとても薄いことも影響し、とくに奥歯のあたりで歯周病が悪化すると、脳にまで菌が侵入してしまうおそれも。
お手入れをするときは、奥歯の歯磨きをとくに念入りに行ってあげるとよいでしょう。
人とは大きく異なる“爪”
それでは、なぜ猫があれほど自由自在に爪を出し入れできるのかというと、猫は爪を収納するための鞘、いうなれば“爪の格納庫”を持っているからなのです。
そしてこの鞘は、骨に対してやや傾いた状態でついていて、その構造こそが、爪の収納を骨にあたることなくスムーズに行うことを可能にしています。
文/mieux
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
UP DATE