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かわいいけどちょっと困る猫のいたずら……上手な付き合い方は?

愛猫のことは可愛いけど、いたずらにはちょっと困っている……猫飼いさんなら、誰しもが経験するお悩みかもしれません。

家具への爪とぎや、噛みグセ、鳴きグセなどをやめさせることはできるのでしょうか? 
いたずらへの上手な対処法をご紹介します。

猫との信頼関係を崩さないことが大切!

箱に入って遊ぶ猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
愛猫にきちんと「悪いこと」を伝えるためには、ときには心を鬼にして叱ることも必要です。

しかし、「猫を叱る」とは、手を出したり、押さえつけたりすることではありません。猫が「してほしくない行動」をしたときに、猫との信頼関係を崩さない方法でそれをやめてもらうことです。

猫の習性や好奇心からくる行動は、しつけでやめさせることができるものではありません。
猫がいたずらをすることを受け入れた上で「猫がいたずらをする直前・した直後」にダメだと伝えることが大切です。


そのためのコツとして、まず「いたずらをする直前」か「遅くても3秒以内」に叱ることを心がけてください。そして、そのときに叱っているのが飼い主さんだとバレないよう、なるべく猫に見えない場所や気付かれない方法でダメだということを伝えましょう。

いたずらの上手な対処法5つ

ダンボールで寝転ぶマンチカン
ねこのきもち投稿写真ギャラリー

先回りで防ぐ

愛猫を叱るのは気が重いもの。それなら叱る状況を作らないために、先回りでいたずらを防ぎましょう。
爪をといでしまう場所にカーペット素材の布を巻きつけ、勝手に開けてしまう収納棚にストッパーをつけます。棚の上から物を落としてしまう場合は、棚の上に物をたくさんのせて、猫が登れないようにしてしまっても良いでしょう。

猫の視線をそらす

丸めた靴下や小さめのクッションなど、猫がおもちゃだと思わないようなもので、猫に当たっても痛くないものを投げて、猫の視線をそらすのも効果的。

猫はそちらに注意を向けるので、今やっている行動をやめてくれます。

聞き慣れない音を出す

猫が乗ってほしくない場所に乗ったときなど、見えない場所からすぐ聞き慣れない音を出し、猫を驚かせてやめてもらう方法。

音にびっくりすることで「この行動をすると嫌なことが起こる」と猫が学習し、困りごとをやめてくれます。ペットボトルなどにあずきを少量入れて振ると良いですよ。

短い言葉で猫をハッとさせる

遊んでいて猫が噛んだときや、猫がいたずらをしようとしているのを目撃したときは「コラ!」「あ!」など、短い言葉を発して猫の気をそらしてあげましょう。

いつもの声より低め&大きめにすると、猫が「いつもと違う状況だ」と理解しやすくなります。

そっぽを向く

困りごとをされても猫に構わず、無視し続けるのも効果的です。特に鳴いたり噛んだりして要求を通そうとする猫に向いています。

猫がしつこい場合は、別室に移動するなどして徹底的に無視をし、「この行動をしても飼い主さんの興味は引けない」と学習させることが必要です。

いたずらと上手に付き合って

おもちゃで遊ぶ子猫
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫は自由気ままで、好奇心旺盛な動物。そんな猫を「しつけること」はできませんが、「だめなこと」を伝える方法はちゃんとあります。効果的な伝え方で、上手にいたずらと付き合っていきたいですね。
参考/「ねこのきもち」2016年11月号『正しいほめ方 叱り方 かわいがり方のキホンを覚えましょう 猫飼いさしすせそ』(監修:帝京科学大学助教 動物看護師 小野寺温先生)
文/momo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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