猫と暮らす
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外には危険がいっぱい! 猫の"脱走"はもうさせない!
「ねこのきもち」がおこなったアンケートによると、「室内飼いの猫が脱走をしたことがある?」という問いに、約54%の飼い主さんが「YES」と回答。
半分以上の飼い主さんは、猫に脱走された経験があるようです。しかし、外は猫にとって危険なことがたくさん!脱走しない対策を今一度確認しましょう!
半分以上の飼い主さんは、猫に脱走された経験があるようです。しかし、外は猫にとって危険なことがたくさん!脱走しない対策を今一度確認しましょう!
外は危険がいっぱい!
危険!交通事故
外に出たことがない猫は、車の危険性が分からずに事故に遭うことが多いようです。事故によって骨折することや、打ちどころによっては脳挫傷、横隔膜ヘルニア、気胸などのおそれがあり、最悪の場合は命の危険も。
危ない!猫同士でのケンカ
ノラ猫とケンカになり、噛み傷やひっかき傷を負ってしまうことも。また、その傷から猫エイズや猫白血病ウイルスに感染するおそれもあります。
大変!家に戻ることができなくなる
ノラ猫から追いかけられるなど、何らかの事情で家から遠く離れてしまうと、方向が分からなくなり、家に戻ることができずに行方不明になる猫も少なくないようです。
なぜ外に出たがるの?
刺激を求めて
鳥や虫など、室内にはない刺激があるため、猫が外に出たがるのは自然なことなのです。
特に、外で暮らした経験がある猫は外での暮らしを覚えているため、その傾向が強いといわれています。
特に、外で暮らした経験がある猫は外での暮らしを覚えているため、その傾向が強いといわれています。
縄張り意識から
一度でも外に出てしまうとそこも縄張りとなり、習性からパトロールをしたくてたまらず脱走を繰り返すことも。
外の猫が気になる
去勢・避妊手術を受けていないと、オスもメスも繁殖のため相手を求めて外へ出たがります。
また、近くに発情した猫がいたり、猫同士で集会などをしていたりすると、家の中にいる猫も外に興味を持つ傾向にあるようです。
また、近くに発情した猫がいたり、猫同士で集会などをしていたりすると、家の中にいる猫も外に興味を持つ傾向にあるようです。
脱走されやすい場所と対策
今回は玄関・窓・ベランダと、脱走が多い場所3つに絞ってご紹介します。
玄関の場合
猫の脱走場所で一番多いのが玄関です。人の出入りの際に脱走されることが多く、宅配便の受け取り時などにも注意が必要です。
<対策>
・出入りの際は猫の位置を確認し、バッグなどでガードしながらドアを開ける
・ペット用フェンスをドア前に設置する
・玄関を2枚扉にする
<対策>
・出入りの際は猫の位置を確認し、バッグなどでガードしながらドアを開ける
・ペット用フェンスをドア前に設置する
・玄関を2枚扉にする
窓の場合
窓からの脱走は、猫が自分で網戸を開けてしまったり、網戸によじ登り爪で破れたところから脱走したりといったケースが多いようです。
<対策>
・猫が網戸に触れないようにワイヤーネットでガードする
・勝手に開けないように突っ張り棒などで網戸を固定する
・強度の高いペット用の網戸に張り替える
<対策>
・猫が網戸に触れないようにワイヤーネットでガードする
・勝手に開けないように突っ張り棒などで網戸を固定する
・強度の高いペット用の網戸に張り替える
ベランダの場合
ベランダの場合は、柵をすり抜けて脱走したり、飼い主さんが洗濯物を取り込む際に外に出てしまったりすることがあります。また、柵に上っていたときに足を滑らせ落下、そのまま脱走という驚くべきパターンも。
<対策>
・すだれや日よけシェードなどで柵のすき間をふさいでおく
・猫を別の部屋などに入れ、扉を閉めてからベランダの窓を開ける
・木材を固定するなど、柵に上れない工夫をする(落下防止にも効果的)
<対策>
・すだれや日よけシェードなどで柵のすき間をふさいでおく
・猫を別の部屋などに入れ、扉を閉めてからベランダの窓を開ける
・木材を固定するなど、柵に上れない工夫をする(落下防止にも効果的)
ちょっとしたすき間だから大丈夫と思っても、猫は顔の横幅が入れば通り抜けることができます。
外には刺激的なものがあるのでしょうが、それ以上にたくさんの危険が待ち受けているのです。脱走してケガをしたり病気になったり、万が一ということも。
そうならないために対策をすることも、猫にとって大切なお世話になるのではないでしょうか。
外には刺激的なものがあるのでしょうが、それ以上にたくさんの危険が待ち受けているのです。脱走してケガをしたり病気になったり、万が一ということも。
そうならないために対策をすることも、猫にとって大切なお世話になるのではないでしょうか。
参考/「ねこのきもち」2013年6月号『窓をよく開ける季節は要注意 玄関・窓・ベランダの対策でもう脱走させません!』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/gyo
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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