猫と暮らす
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ご褒美のつもりでも…「○○食」の猫におやつはNG!?
おやつが大好きなニャンコって多いですよね♪ 日々の生活の中で、ご褒美として愛猫におやつを与えている飼い主さんも多いでしょう。
しかし、正しいおやつの与え方をしないと、愛猫の健康を損ねてしまう危険性が…!
しかし、正しいおやつの与え方をしないと、愛猫の健康を損ねてしまう危険性が…!
おやつとは、おいしさ重視の間食フード
おやつは、別名「トリーツ(ごほうび)」ともいわれ、与えたときの猫の喜びに重きをおいた、間食のことをいいます。味や形状の種類も豊富で、まさに嗜好品の王道!
とことん愛猫の好みに合わせられるうえ、最近では歯磨き効果や毛玉ケアなど、機能性を備えたものもあります。
とことん愛猫の好みに合わせられるうえ、最近では歯磨き効果や毛玉ケアなど、機能性を備えたものもあります。
おやつの正しい与え方・注意点
しかし、愛猫が喜ぶからといっておやつをむやみに与えるのはNGです。ここからは、おやつの正しい与え方・注意点を見ていきましょう。
ポイント①:1日の摂取カロリーの5%以下に抑える
栄養面よりも嗜好性が高いおやつは、1日の愛猫の摂取カロリーの5%以下にとどめるのが鉄則です。
パッケージに記載されたカロリーを確認し、与えるおやつのカロリー分のフードを減らしましょう。
パッケージに記載されたカロリーを確認し、与えるおやつのカロリー分のフードを減らしましょう。
体重3kgの猫が1日50gのフードを食べている場合
たとえば、体重3kgの猫の場合…
1日のフードがこれくらいであれば……↓↓
体重3kgの猫が1日50gのフードを食べている場合のおやつの量
1日の摂取カロリーの5%以下に抑えると、おやつはこれくらいになります。
ポイント②:与えるときは、必ず理由を明確に
おやつを目的なく与えていると、おねだりグセにつながる可能性があります。
「爪切りができたから」「新しい猫ベッドに慣れさせたいから」など、必ず理由があるときにおやつを与えるようにしましょう。
「爪切りができたから」「新しい猫ベッドに慣れさせたいから」など、必ず理由があるときにおやつを与えるようにしましょう。
ポイント③:「療法食」を処方されている猫には与えない
療法食は、病気の治療を目的とした特別な栄養バランスのフード。おやつを与えると、そのバランスが崩れてしまうので、療法食を処方されている猫には与えないようにしましょう。
「好み」と「タイミング」が役立ち度アップの秘訣!
おやつやまたたび、ねこ草は、本来猫が生きていくために不可欠なものではありません。しかし、愛猫がこれらを好む場合「嗜好品をもらえる=イイコト」につながりやすくなります。
愛猫に何かをしてほしいときなどに、とくに好きなものをタイミングを意識して与えれば、よりよい関係性づくりに役立つでしょう。
愛猫に何かをしてほしいときなどに、とくに好きなものをタイミングを意識して与えれば、よりよい関係性づくりに役立つでしょう。
みなさんも解説を参考に、愛猫へのおやつの与え方を見直してみてくださいね!
参考/「ねこのきもち」2017年5月号『"ごほうび"にも"助っ人"にもなる! 猫に嗜好品はいかが♡?』
(監修:東京都杉並区にあるモノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/雨宮カイ
(監修:東京都杉並区にあるモノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
※一部の写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
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