猫と暮らす
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愛猫が誤食したとき、飼い主さんが絶対にしてはいけない3つの行動
ふだんからとくに注意したいのが、猫用のおもちゃやポリ袋、ヒモ、人の薬、タバコなどなど……猫が誤食すると大変危険!
もしも猫がこれらのものを誤食した場合、飼い主さんは適切な対応ができるでしょうか?
猫が誤食したときにやってはいけない対処3つ
①吐かせようとする
②口から出ているヒモなどを引っ張る
③水や牛乳を飲ませる
猫が誤食したときの飼い主さんの適切な行動は?
どんなもの(素材、量、大きさ、形状など)を誤食したか、また消化管のどの部分(食道、胃、十二指腸、小腸など)にあるかによって、対処法が異なります。
動物病院に電話をして、「どんなものを、どれくらい、いつ頃誤食したか、どんな症状があるか」を、できる限り詳しく伝えてください。
その上で受診するか、様子を見るか、獣医師の指示に従いましょう。
動物病院での処置について
異物が胃の中に留まっていれば、催吐剤で吐かせる、胃を洗浄する、内視鏡で取り出すなどの処置を行うことも。
十二指腸より先にあれば、開腹手術を行なうこともあります。中毒症状が出ている場合は、点滴で毒性を薄める処置を行ないます。
愛猫に誤食をさせないための3つの心得
①見せない
そのため、猫が興味をもちそうなものを家に持ち帰ったら、猫に「見せない」のが得策です。
存在を知らなければ、興味をもって執着することもありません。
②置かない
戸外や、猫が立ち入らない部屋の中だけで、季節感を楽しみましょう。どうしても飾るなら、壁の高い位置やガラスケース内に。
③すぐに片付ける
ヒモ類、小物類、食べ物のニオイが付いたパッケージ類には、とくに注意! 「取り外したらすぐに片付ける」のが鉄則です。
生ゴミも、時間を置かず早いうちに処分しましょう。ゴミは猫が開けられないタイプのフタ付きのゴミ箱に捨ててください。
(監修:東京都杉並区にあるモノカどうぶつ病院院長 小林清佳先生)
文/sorami
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