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目ヤニの量がいつもよりあるときに疑うべき病気とは?

愛猫の健康を守るためには、ふだんの猫の様子をよく知っておくことが大事。そうすることで、猫の見た目に表れる変化は比較的気付きやすくなれます。

今回は猫の目ヤニの量が多いときに考えられる病気についてご紹介します。

目が充血し、黄~緑色の目ヤニが出る場合は

結膜炎の恐れが

黄〜緑色の目ヤニは異物混入や細菌ウイルス感染が起きたときに出ることが多く、その場合、瞬膜やまぶたの裏側を覆っている結膜に炎症を起こしていることが。点眼薬で治療を行い、悪化すると飲み薬などで治療を行います。

涙の分泌量も多く目ヤニが白い場合は

猫カゼの恐れが

猫カゼは猫カリシウイルスやヘルペスウイルスなどのウイルス感染や、クラミジアなどの細菌感染により発症します。初期症状として涙とくしゃみが増え、その影響で、白い目ヤニが出ることが。点眼薬と内服薬で治療します。

慢性的に目ヤニが出る場合は

腎不全やガンなどの恐れが

目ヤニの量が多い状態が続くのは、目の病気や猫カゼを患っている可能性が。しかし、目に目立った異常が見つからないのに、目ヤニの量が増える場合は、腎不全やガンなどの大病により、全身の免疫力が低下している恐れも。その場合、毛並みが悪い、やせてきたなどほかの異変も現れていることが多いです。
画像/ iStock / Getty Images Plus
人から見ると小さな変化でも、重い病気のサインであることもあります。目の異変はもちろん、ほかの部位の細かな変化にも気付けるようによく観察しましょう。

参考/「ねこのきもち」2017年8月号『○○がある・ないのサインでわかる猫の病気』(監修:ノヤ動物病院院長 野矢雅彦先生)
文/浪坂一
画像/2017年8月号『○○がある・ないのサインでわかる猫の病気』
イラスト/Studio CUBE.
写真提供/ノヤ動物病院
画像/iStock、Getty Images Plus、ゲッティイメージズ
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