猫と暮らす
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知ってますか? 室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
そこで今回は、犬と比べた猫の寄生虫予防の実施の実態と、室内で飼われている猫にも寄生虫予防が必要な理由をまとめました。愛猫にあった方法でしっかりと寄生虫予防をしましょう。
ノミ・ダニ予防をしている犬と猫の飼い主さんを比較!
【犬】ノミ・ダニ予防をしている飼い主さんの割合は?
【猫】ノミ・ダニ予防をしている飼い主さんの割合
また、猫の飼い主さんのうちの49.7%は、ノミ・ダニの予防を『(まったく)していない』と回答しています。
犬に比べて猫の飼い主さんはノミ・ダニの予防をしている割合がかなり低いことがわかりますね。
フィラリア予防の実施状況は?
【犬】フィラリア予防をしている飼い主さんの割合は?
【猫】フィラリア予防をしている飼い主さんの割合は?
それによると、87.1%の犬の飼い主さんが『毎月している』と回答しているのに対して、猫の飼い主さんのうち、『毎月している』と回答したのはわずか13.1%。ノミ・ダニの予防以上に開きがあることがわかりました。
なお、フィラリアの予防を『(まったく)していない』猫の飼い主さんは62.8%という数字に。こちらもノミ・ダニ予防よりもさらに高い数字となりました。
完全室内飼いの猫でも寄生虫予防が必要な理由
つまり、完全室内で猫を飼っていても、ノミやダニを100%避けることはできないのです。
そして、かつては犬の病気といわれていたフィラリアですが、今では犬と同じメカニズムで猫にも感染することがわかっていています。
猫の場合は、犬よりも少数のフィラリアの寄生で重症となり、短期間で命を落とすおそれがあるため注意が必要です。
定期的な寄生虫予防でしっかり対策を
ノミやダニ、フィラリアは薬を使って予防ができるので、愛猫の健康のためにもきちんと予防してあげましょう。
なお、寄生虫の予防薬は、種類によって予防できる寄生虫が異なるため、獣医師とよく相談して選ぶことが重要です。また、薬の使い方としては、猫の首筋に滴下するものがよく使われますが、飲み薬もありますので、猫にあった方法で使えるものを選びましょう。
正しく確実に予防して猫の健康を守ろう
また、薬による予防だけでなく、ノミやダニなどの寄生虫の繁殖を防ぐことも大切です。ノミやダニは湿度の高い場所を好むので換気を心掛け、猫が過ごす場所はよく掃除をして、清潔を保ちましょう。
文/くら
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんのであらかじめご了承ください。
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