猫と暮らす
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脱肥満猫。運動不足を解消するためのコツとは?【動物看護師が徹底解説】
まるまるとした猫って可愛いですよね。ちょっとくらい太っていた方が…と思ってしまいそうですが、待ってください。猫のダイエットって本当に大変なのです。減量といえば運動ですが、散歩を好まない猫にどうやって運動不足を解消させればよいのでしょうか…
運動での減量はあまり望めない
猫はご存知の通り、寝ることを好む動物です。中には1日中せわしく動き回る猫もいるとは思いますが、ほとんどの猫は寝ている時間が多いでしょう。毎日外へ散歩に出るわけではないので、運動での減量は難しく、食事をコントロールすることがダイエットへの近道です
なんでも食べる食いしん坊であれば良いのですが、味に敏感な猫はダイエット食を嫌がる可能性があります。ダイエット食を嫌がって食べない場合は、食事に一工夫を加えてみましょう。
なんでも食べる食いしん坊であれば良いのですが、味に敏感な猫はダイエット食を嫌がる可能性があります。ダイエット食を嫌がって食べない場合は、食事に一工夫を加えてみましょう。
食べない場合は?
肥満猫は脂肪が多いので、2〜3日食べない状態が続くと体内からエネルギーを補給しようとして肝臓に脂肪が溜まってしまうことがあります。そうなると肝不全状態になり命に関わる恐れがあります。ダイエット食を食べないからといって、すぐに美味しいものを出し直すのもよくありませんが、長時間ご飯に口をつけないのも危険です。
最初はダイエット食をいつものご飯に混ぜるなどして味に慣れさせ、徐々に量を増やして最終的には全量をダイエット食にできるようにするのが良いでしょう。味が嫌い・飽きた、などで食べないのであれば、ささみの茹で汁・猫缶の汁・少量の魚の身や缶を混ぜて味に変化をつけてあげるのも有効です。普通の食事をただ減らすだけでは、必要な栄養が十分に取れず栄養失調になる可能性がありますので、量が少ない・もしくは多く食べてもカロリーが少なくできるダイエット食は必須となります。どうにか食べる方法を模索する必要がありそうです。
最初はダイエット食をいつものご飯に混ぜるなどして味に慣れさせ、徐々に量を増やして最終的には全量をダイエット食にできるようにするのが良いでしょう。味が嫌い・飽きた、などで食べないのであれば、ささみの茹で汁・猫缶の汁・少量の魚の身や缶を混ぜて味に変化をつけてあげるのも有効です。普通の食事をただ減らすだけでは、必要な栄養が十分に取れず栄養失調になる可能性がありますので、量が少ない・もしくは多く食べてもカロリーが少なくできるダイエット食は必須となります。どうにか食べる方法を模索する必要がありそうです。
食事でもどうにもならないのであれば
どうしてもダイエット食に手をつけず、絶食状態になってしまうのであれば、運動量を上げることも考えてみましょう
猫を外に出すのは危険ですから、運動をするのはほぼ室内になります。室内では、毛足の長いカーペット・毛先がループ状になっているカーペット・滑りやすいフローリングは爪が引っかかって折れたり、足を傷めたりする原因になります。畳も猫の細い爪が刺さることがあるので注意が必要です。遊び方は猫の好き好きですが、ボール遊びが好きならひたすらボールを投げて遊びましょう。猫じゃらしが好き、飼い主さんを追いかけるのが好き、夢中になる運動はそれぞれ違うので愛猫にあったものを1日10分程度、数回に分けて行いましょう。
猫を外に出すのは危険ですから、運動をするのはほぼ室内になります。室内では、毛足の長いカーペット・毛先がループ状になっているカーペット・滑りやすいフローリングは爪が引っかかって折れたり、足を傷めたりする原因になります。畳も猫の細い爪が刺さることがあるので注意が必要です。遊び方は猫の好き好きですが、ボール遊びが好きならひたすらボールを投げて遊びましょう。猫じゃらしが好き、飼い主さんを追いかけるのが好き、夢中になる運動はそれぞれ違うので愛猫にあったものを1日10分程度、数回に分けて行いましょう。
上下運動も良い
肥満であると上下運動が苦手になりますが、もしも安全にできるようであればキャットタワーなどを活用して遊ばせると良いでしょう。くれぐれも落下には注意してくださいね。
猫のダイエットは長い時間がかかり苦労も多いです。1番は太らせないことですが、もしも太ってしまったら初期の段階で手段を探すこと、どうしようもなくなったらかかりつけの動物病院へ相談してみると良いでしょう、
獣医師と看護師にアドバイスをもらいながら頑張ってくださいね。短い時間での減量は難しいので、長期的に見て無理のない範囲に目標設定をすることがポイントです。
文/動物看護士 木本 由季
猫のダイエットは長い時間がかかり苦労も多いです。1番は太らせないことですが、もしも太ってしまったら初期の段階で手段を探すこと、どうしようもなくなったらかかりつけの動物病院へ相談してみると良いでしょう、
獣医師と看護師にアドバイスをもらいながら頑張ってくださいね。短い時間での減量は難しいので、長期的に見て無理のない範囲に目標設定をすることがポイントです。
文/動物看護士 木本 由季
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