猫と暮らす
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脱肥満猫。運動不足を解消するためのコツとは?【動物看護師が徹底解説】
運動での減量はあまり望めない
なんでも食べる食いしん坊であれば良いのですが、味に敏感な猫はダイエット食を嫌がる可能性があります。ダイエット食を嫌がって食べない場合は、食事に一工夫を加えてみましょう。
食べない場合は?
最初はダイエット食をいつものご飯に混ぜるなどして味に慣れさせ、徐々に量を増やして最終的には全量をダイエット食にできるようにするのが良いでしょう。味が嫌い・飽きた、などで食べないのであれば、ささみの茹で汁・猫缶の汁・少量の魚の身や缶を混ぜて味に変化をつけてあげるのも有効です。普通の食事をただ減らすだけでは、必要な栄養が十分に取れず栄養失調になる可能性がありますので、量が少ない・もしくは多く食べてもカロリーが少なくできるダイエット食は必須となります。どうにか食べる方法を模索する必要がありそうです。
食事でもどうにもならないのであれば
猫を外に出すのは危険ですから、運動をするのはほぼ室内になります。室内では、毛足の長いカーペット・毛先がループ状になっているカーペット・滑りやすいフローリングは爪が引っかかって折れたり、足を傷めたりする原因になります。畳も猫の細い爪が刺さることがあるので注意が必要です。遊び方は猫の好き好きですが、ボール遊びが好きならひたすらボールを投げて遊びましょう。猫じゃらしが好き、飼い主さんを追いかけるのが好き、夢中になる運動はそれぞれ違うので愛猫にあったものを1日10分程度、数回に分けて行いましょう。
上下運動も良い
猫のダイエットは長い時間がかかり苦労も多いです。1番は太らせないことですが、もしも太ってしまったら初期の段階で手段を探すこと、どうしようもなくなったらかかりつけの動物病院へ相談してみると良いでしょう、
獣医師と看護師にアドバイスをもらいながら頑張ってくださいね。短い時間での減量は難しいので、長期的に見て無理のない範囲に目標設定をすることがポイントです。
文/動物看護士 木本 由季
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