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猫の幸せのお手伝い…テレビでも紹介された「保護猫活動をする小学生」

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お母さんと一緒に保護猫活動をしている現在11歳の中山渚美ちゃん。小学校に通いながら、保護猫のお世話など、猫のために毎日一生懸命活動しています。猫の幸せを願い活動する姿をお届けします。

※記事内容はすべて、2020年2月10日現在のものです。

中山渚美(なちゅら)ちゃん

撮影/尾﨑たまき

東京都内で5歳の頃から母親とともに保護猫活動を開始。これまで譲渡した猫の数は約150匹。ノンフィクション作家の菅 聖子さんが書きまとめた書籍『すてねこたちに未来を 小学4年生の保護ねこ活動』(汐文社)も話題に

自然な流れで興味をもった保護猫活動

撮影/尾﨑たまき

テレビ番組などでも、「保護猫活動をする小学生」として紹介されている中山渚美ちゃん。飼い主がいない猫を保護し、新しい飼い主さんを探す活動をしています。

現在保護している猫は数十匹。リビングのケージなどで自由に過ごしています。渚美ちゃんが学校から帰ってきてまず始めるのは、猫たちとのコミュニケーション。帰宅を喜んで寄って来る猫はかまい、寄って来ない猫には無理矢理近付かない。そんな猫の扱いに慣れた渚美ちゃんですが、保護猫と暮らすようになったのは、5歳の頃だそう。「池のそばで子猫が鳴いています。誰か助けて」「だんだん子猫の声が小さくなっています」という、見ず知らずの人のツイッターのSOSに目を留めたお母さんが現地まで行って助け、渚美ちゃんもお世話をしました。そのときに保護した猫、銀太くんとの出会いをきっかけに、飼い主のいな
い猫との縁が増え、助けたい一心で常時数十匹の保護猫が自宅にいるようになったのだそう。

一度に数十匹の保護猫のお世話をして、さらに新しい飼い主さんを探すことは簡単ではありません。日々奮闘するお母さんの姿を見てきた渚美ちゃんは、自然な流れで保護猫活動に興味をもち、一緒に活動をするようになったのだとか。お母さんいわく、渚美ちゃんは、パートナーのような存在で頼もしいのだそうです。

写真提供/中山渚美ちゃん

活動を始めた頃の渚美ちゃん。抱っこをしているのは、江戸川区で保護した小福ちゃん。捨てられていた猫だったとか

撮影/尾﨑たまき

中山家にとって初めての保護猫、銀太くん(オス・6才)。黒色に銀色の毛が交じっている
ことから"銀"が入っている名前に

猫たちのお世話をするのはもうお手のもの

お母さんが渚美ちゃんのことを「パートナー」という通り、猫のお世話を手慣れた様子でこなす渚美ちゃん。お母さんは美容室を経営していて仕事が忙しいので、渚美ちゃんもお世話に対して責任をもって行っているのだそう。子猫の場合、猫カゼを発症して目ヤニで目がふさがっていることが多く目薬を投与しなければなりませんが、点眼の手順も今ではしっかり身につけ、スムーズにこなします。「目ヤニでぐちょぐちょだった子猫の目がどんどん治ってくるの嬉しくなるよ」と渚美ちゃん。

また、人と触れ合ったことのないノラ猫は、警戒心が強いので、人になれてもらうことも大切なのだとか。「保護したばかりの猫は、耳がピンッと張って外を向いている“イカ耳”になって怖い顔をしているんだけどね。ごはんを与えたり、おやつを与えながら抱っこしたり、猫用のおもちゃで遊んだりしているとだんだん仲よくなれるの。猫の顔がかわいい顔になっ
てくるんだよ」と嬉しそうに話す渚美ちゃん。「子供なので大人よりお世話が未熟な面もありますが、猫とよく遊ぶので、とくに遊びたい盛りの子猫は嬉しそうです」とお母さん。

お世話をしながら名前を呼びかけている渚美ちゃん。じつは、中山家で保護している猫にはすべて名前を付けているのだとか。新しい飼い主さんがなかなか見つからずに長くいる猫と、すぐに飼い主さんが決まって送り出す猫がいますが、時間の長さは関係なく、“うち
のコ”。そうして愛情をたっぷり注いでお世話をしているそうです。

撮影/尾﨑たまき

警戒心の強い猫にはおやつを与えながら抱っこをしたり、ご褒美を与えながらスキンシップをとっているそう

撮影/尾﨑たまき

猫と遊ぶことが得意な渚美ちゃん。動かしていたじゃらしを急に止めてじらすと猫が喜ぶのだそう

撮影/尾﨑たまき

ごはんを与えるときに「ひおくん、どうぞ」と猫に話しかけていた渚美ちゃん。できるだけコミュニケーションをとるようにしているのだとか

写真提供/中山渚美ちゃん
撮影/尾﨑たまき

保護したとき、目が開けられないほどの目ヤニがあった銀士郎くん(上写真)。点眼治療の甲斐もあり、徐々に治ってきたそう(下写真)。

問い合わせ先

猫部 はなはた

Instagramアカウント
@nekobuhanahata

参考/「ねこのきもち」2020年4月号『猫のために何ができるのだろうか』
文/Betty
※この記事で使用している画像は2020年4月号「猫のために何ができるのだろうか」に掲載させているものです。

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