猫と暮らす
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オシャレ重視は要注意! 猫にはよくない・危険な「首輪」の特徴とは?
今回、猫に首輪を選ぶ際に知っておきたいことなどを、ねこのきもち獣医師相談室の先生に聞いてみることに!
室内飼いの猫が首輪をするメリットとは?
「名札付きの首輪の装着は、万が一脱走したとき、災害で逃げ出したときに、どこの誰さんの猫かということが見てわかるので、再会できる可能性が高くなります。ただ、首輪がはずれてしまうこともあるので、マイクロチップの装着をしておくことも大切です。
鈴がついているタイプの首輪もありますが、猫の足音はとても静かなので、存在を確認するためにも役立ちます。たとえば、猫は飼い主さんの足元に静かにいることもあるので、気づかず踏んでしまう恐れもありますが、そうした危険を避けるためにも有効ですね。
また、離れていても、『トイレに行ったのかな?』『2階に行ったのかな?』と気づくこともできるでしょう」
「ちなみに、エリザベスカラーの種類によっては首輪にくっつけられて、はずれにくくなるタイプもあります」
猫の首輪選びのポイントは?
「猫はいろんなところに入り込んだり、のぼったりすることが好きです。そのため、必然的に首輪が物に引っ掛かる可能性がでてきます。そのときに首吊り状態になってしまうと大変危険です。
そういった場合に、すぐに首輪がはずれるタイプ(セーフティーバックル)がおすすめです」
猫にNGな首輪の特徴とは?
「獣の臭いがするとより噛みたくなるので、皮製ではないほうがいいでしょう」
「そうですね。首輪に慣れていないと、小さな付属品を噛んで食べてしまう可能性がありますので、初めてつける場合はしばらく見ててあげましょう。
また、細いひも状のものは、はずれたときに遊んで食べてしまう可能性があるので、やめておいたほうがいいです。
装飾品がたくさんついているものも可愛らしいですが、安全性に心配な面があるため、柄や色でオシャレを楽しむことをおすすめします」
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」にご投稿いただいたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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