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信頼関係が結ばれた猫同士がする「アログルーミング」 豆知識を獣医師が解説!
猫の飼い主さんであればグルーミングという言葉の意味を知っている人が多いと思いますが、では「アログルーミング」がなにかを知っていますか?
この記事では、アログルーミングに関する豆知識について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
この記事では、アログルーミングに関する豆知識について、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫のアログルーミングとは?
「アログルーミング」とは、猫同士がお互いにグルーミングをし合うことをいいます。これは愛情表現なので、仲が良く、信頼関係が結ばれた者同士だけがおこなう親和行動だといえます。
ちなみに、飼い主さんに対しても猫はアログルーミングをします。愛猫から信頼されている証拠だといえるでしょう。
信頼関係があればあるほど、猫は舐めやすいように体の向きを調整したり、自分が気持ちいい場所を相手に舐めてもらうために、頭や体の角度を変えている様子が見られます。これを日々行うことによって、信頼関係がより築かれていきます。
ちなみに、飼い主さんに対しても猫はアログルーミングをします。愛猫から信頼されている証拠だといえるでしょう。
信頼関係があればあるほど、猫は舐めやすいように体の向きを調整したり、自分が気持ちいい場所を相手に舐めてもらうために、頭や体の角度を変えている様子が見られます。これを日々行うことによって、信頼関係がより築かれていきます。
アログルーミングをするかどうかは性別も関係ある?
メス猫は本能的な母性の影響によって、アログルーミングをよくするように感じます。では、オス猫はしないのかというと、そうでもないようです。
たとえば野良猫でも、子猫や奥さんの猫を大事にしてグルーミングしている様子が取り上げられていたことがあります。
たとえば野良猫でも、子猫や奥さんの猫を大事にしてグルーミングしている様子が取り上げられていたことがあります。
アログルーミングをしているときの猫の気持ちは?
先述のように、アログルーミングは愛情表現であり、信頼している仲間意識がある猫同士や飼い主さんとしかしません。そのため、アログルーミングをしているときの猫の気持ちは、リラックスしてして幸せな気持ちでしょう。
アログルーミングをしない猫同士は仲が悪いの?
猫の多頭飼いをしている家庭で、猫同士がアログルーミングをしない様子を見て、「もしかして仲が悪いのではないか」と考がえる飼い主さんもいるかと思います。
たとえば、もし猫同士が日常的に血を見るようなケンカが多いようであれば、仲が悪いといえます。そうでなければ、お互いに距離を縮めないにしても、同じ家で生活する仲ということでしょう。そういった仲であっても、仲間がいなくなったときに寂しがることは多いです。
たとえば、もし猫同士が日常的に血を見るようなケンカが多いようであれば、仲が悪いといえます。そうでなければ、お互いに距離を縮めないにしても、同じ家で生活する仲ということでしょう。そういった仲であっても、仲間がいなくなったときに寂しがることは多いです。
猫にもいろんなタイプのコがいて、距離の取り方もさまざま
より単独行動を好むタイプや警戒心が強いタイプの場合、一匹狼的な態度をとるコが多いと思います。猫にもいろんな性格のコがいますし、猫同士の相性もあります。相手との距離の取り方もさまざまです。
人間の場合で考えると、ハグを好む人もいれば、そうでもない人がいるような感じです。ハグをしなくても仲が良い人はたくさんいるはずですよね。猫のアログルーミングも、そういうふうに考えてみてください。
人間の場合で考えると、ハグを好む人もいれば、そうでもない人がいるような感じです。ハグをしなくても仲が良い人はたくさんいるはずですよね。猫のアログルーミングも、そういうふうに考えてみてください。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
※写真は「いぬ・ねこのきもちアプリ」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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