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開所まで約4年! 大分県に動物愛護を目的とした念願の新センターが誕生「おおいた動物愛護センター」

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大分県と大分市の共同で運営される「おおいた動物愛護センター」は約2万平方メートルと広大な敷地を有します。昨年開所したばかりでまだまだ手探り状態ですが、猫の命を守るため試行錯誤を続けるセンターの取り組みを取材しました。
※記載内容はすべて、2020年10月10日現在のものです。

写真提供/おおいた動物愛護センター

愛護のための拠点施設を

大分県・JR豊後国分駅から車で約10分のところにある「おおいた動物愛護センター(以下、センター)」は、昨年開設したばかり。動物愛護法の制定や改定が繰り返し行われ、動物愛護が全国的に年々強く求められているなか、大分県では殺処分を目的とした施設しか保有していなかったため、獣医師や住民からは動物を生かす愛護のための施設を求める声が上がっていました。一方、大分市も、県の施設を借りて業務を行ってきましたが、愛護の施設を切望していたといいます。そうした状況から、県と市は平成25年に「動物愛護推進体制あり方検討会」を開催。大分県の人口や面積を考慮した結果、県と市が共同設置・運営する形でセンターの設立が決定しました。その2年後には基本構想が策定され、約4年の歳月を経た昨年、念願の開所にこぎつけることができたのです。

写真提供/おおいた動物愛護センター
敷地内には管理棟、動物保護棟、ドッグランなどが設けられています

猫にストレスの少ない管理、ふれあいを

施設内にある動物保護棟はおもに保護された猫や犬を飼養・管理しており、そのなかには猫隔離室や猫観察室、譲渡猫飼養室など部屋が細かく分けられたうえで、お世話が行われています。猫隔離室は感染症や病気の疑いがある猫を隔離し、羅患した猫の経過観察を行うなど細やかな管理が行われるとともに、ほかの猫への感染を防いでいます。そして最終的にすべてをクリアし、譲渡可能になった猫は譲渡猫飼養室へ移動。消毒・脱臭装置を設けるなど、衛生面や猫のストレスに配慮された部屋で、猫は新しい飼い主さんを待ちます。

写真提供/おおいた動物愛護センター
保護棟内の猫飼育モデル室で過ごす猫

センターでは、毎月第1・3日曜日には猫の譲渡会が開催され、猫飼育モデル室で譲渡対象の猫とふれあうことができます。センター長の佐伯さんは、「コロナ禍で運営は大変ですが、だからといって保護される猫の数が減るわけではありません。譲渡会は、予約制にして人数を制限などして、感染対策も十分に行いつつ、猫のストレスを考慮しながら続けています」といいます。コロナ禍でも変わらず猫を守り続けたいという強い思いで突き進むおおいた動物愛護センターの、これからの活動に注目です。

参考/「ねこのきもち」2020年12月号『猫のために何ができるのだろうか』
文/carrie-the-cat
※この記事で使用している画像は2020年12月号「猫のために何ができるのだろうか」に掲載しているものです。

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