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猫がしてほしくない場所で爪をとぐのをやめさせるには?

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困った行動を繰り返す愛猫たち。でも、その原因は飼い主さんの対応にあるのかもしれません。間違った対応をすると、困った行動が悪化し、愛猫との関係が悪くなる恐れもあります。正しい対応をしているかどうかチェックしてみましょう。

たとえば、猫がしてほしくない場所で爪をとぐをやめさせたいとき、あなたならどうしますか? 下記の3つのうちから選んでみてください。

1.爪とぎをするたびに引き離し「ダメ」と言って叱る
2.爪をとぐ場所の近くに爪とぎ器を置く
3.爪をとぐ場所をカバーで覆う

撮影/中川文作

マーキングしやすいエリアに 爪とぎ器を置き、欲求を満たしてあげて

さて、あなたはどれを選びましたか。
正解は「2. 爪をとぐ場所の近くに爪とぎ器を置く」です。

猫が爪をとぐのは、自分の縄張りにニオイを付けるマーキング行為。爪をとがれては困る場所の近くに爪とぎ器を置くことで、その欲求を満たしてあげて。また、マーキングしやすいエリアに複数の爪とぎ器を置けば、ほかの場所での困った爪とぎもしなくなるでしょう。寝起きにマーキングする猫も多いので、寝床の近くに置くのも効果的。また、人や外の猫のニオイを意識しやすい 玄関に置くのもおすすめです。

撮影/中川文作

注目されるのがうれしくて、 かえって繰り返すように

正解以外の方法も少し詳しく見てみましょう。「1.爪とぎをするたびに引き離し『ダメ』と言って叱る」はなぜダメなのでしょうか。飼い主さんは叱っているつもりでも、愛猫は「飼い主さんに抱っこされて、話しかけられている」などとうれしく思うことも多いです。叱り続けると、叱るたびに猫が喜んで、困った爪とぎを繰り返す可能性があるので、かえって逆効果です。

カバーしていない場所で 爪とぎをしてしまう可能性が

「3.爪をとぐ場所をカバーで覆う」という対応はどうでしょう。滑りやすい素材のカバーや保護シートを利用することで、猫が爪とぎをしても傷が付かなくなったり、爪とぎをしなくなるかもしれませんが、猫のマーキング欲は満たされないままです。されては困る別の場所で爪とぎをしてしまう可能性が残されます。

いかがでしたか。爪とぎは、猫の本能的な行動のひとつです。されたくない場所で爪とぎをする猫を叱っても効果は期待できません。爪とぎをしてもいい場所を用意しておくことが大切です。

参考/「ねこのきもち」2020年6月号「猫の困った行動、どのときどうする?」(監修/帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科准教授 加隈良枝先生)
撮影/中川文作
文/犬神マツコ
※この記事で使用している画像は2020年6月号『猫の困った行動、どのときどうする?』に掲載されているものです。

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