猫と暮らす
UP DATE
【2021年版】専門家おすすめの猫用ケージ 必要性や選び方 100均グッズでの手作りも
ケージはさまざまな場面で役立つことがあるため、猫と安全・快適に暮らすためにも、ひとつは持っておきたいアイテムといえます。
そこで今回は、ペットライフコンサルタントの薬師寺康子さんに、ケージの必要性や選び方、慣れさせ方、そして、おすすめのケージなどについて教えていただきました。

薬師寺 康子 さん
株式会社クララ代表
●経歴:
不動産会社で新築住宅の販売業務に携わった後、ペット関連会社にて店舗・商品開発を行う。
両方の経験をもとに(株)クララを設立、ペット共生住宅のコンサルタントやペット用品の商品開発を展開。
企画設計コンサルティングをおこなった猫専用賃貸マンション1階に、猫専門ショップ「ねこままホテル」を開店。
キャットホテルやシッターで、さまざまな猫と飼い主さんと接した経験から、猫の飼育に関するアドバイスや商品プロデュースをしている。
そのほか、セミナー講演やメディアでの執筆活動など。
●書籍:『いぬのこころ、ねこのこころを考えたマンションライフ』住宅新報社
専門家おすすめの猫用ケージ4選
猫にケージは必要?
ケージが役立つ場面としては、子猫(新しい猫)を迎えたときや、猫が体調を崩したとき、来客・点検・工事などで室内に人が出入りするときなどが挙げられるでしょう。また、災害が起こったときにも、ケージがあれば役立ちますよ」(薬師寺さん)
猫のケージを選ぶときのポイントは?
猫のケージを購入する際は、飼い主さんが重視したいポイントは何かを明確にし、それにあったものを選ぶといいでしょう」(薬師寺さん)
猫をケージに慣れさせる方法とは
そのため、好奇心旺盛な子猫のときからケージを使用し、慣れさせることをおすすめします。また、ケージ内にトイレを設置するほか、お気に入りのベッドをケージ内に置いて、ケージを安心できる居場所にするのもいい方法ですよ」(薬師寺さん)
3段タイプの猫用ケージ
「子猫にはもちろん十分なスペースですが、ステップが2枚あるので、成猫であっても十分に上下運動できるでしょう。面積はそれほど大きくないので圧迫感がありませんし、ドアが上下に2枚ついており、掃除などのお世話がしやすいのもうれしいです」(薬師寺さん)
爪とぎポールつきの猫用ケージ
「爪とぎポールに加え、ステップは4枚、さらにハンモックもついています。多頭飼いでも使用できそうですね。ドアも3カ所あってお世話やお掃除もしやすく、猫に合わせてステップの高さが自由に変えられるものうれしいです」(薬師寺さん)
折り畳み式の猫用ケージ
「こちらは組み立ても折りたたみも簡単で、工具も付属の部品も必要ありません。私も猫の避難グッズとして1台保有しています。置き場所もさほどとらないので、何かのときのために常備しておくと安心ですね」(薬師寺さん)
丸型タイプの猫用ケージ
「丸型がおしゃれでやさしい印象を与えますね。2段タイプと3段タイプがあり、猫の頭数や好みで選べます。ケージに檻のような印象を持ってしまう方も、この形ならずっと室内に設置しておいても、気にならないかもしれませんね」(薬師寺さん)
猫用ケージは100均などの素材を使って手作りする方法も!
2段は簡単に作れる?
トータル費用3,550円!
※安全性についてはご自身で確認・判断してください
取材・文/ハセベサチコ
UP DATE