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猫の免疫力が下がる原因とは? 免疫力アップのために大切なことを獣医師が解説
健康を維持するために、免疫力を高めることがよいと聞いたことがあると思いますが、それは猫も同じ。ある原因によって、猫の免疫力が下がってしまうことがあるのを知っていますか?
この記事では、猫の免疫力が下がるおもな原因と、免疫力アップのために大切なことについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
この記事では、猫の免疫力が下がるおもな原因と、免疫力アップのために大切なことについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。
猫の免疫力が高まるとよいとされるワケ
——免疫力が上がるとよいと聞きますが、猫にとってどのような点がよいのでしょうか?
ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「たとえば、季節の変わり目で猫が体調を崩しがちになることがあるかと思いますが、それは免疫力の低下が原因かもしれません。猫の免疫力を高めると粘膜のバリア機能が強化されて、ウイルスをブロックするはたらきが強まるといわれています。
猫風邪などの感染症は、鼻やのどの粘膜からウイルスや細菌が侵入することで引き起こされる病気なため、粘膜のバリア機能を強くしてあげる必要があるのですが、そのためにも免疫力を高めることが有効です」
「たとえば、季節の変わり目で猫が体調を崩しがちになることがあるかと思いますが、それは免疫力の低下が原因かもしれません。猫の免疫力を高めると粘膜のバリア機能が強化されて、ウイルスをブロックするはたらきが強まるといわれています。
猫風邪などの感染症は、鼻やのどの粘膜からウイルスや細菌が侵入することで引き起こされる病気なため、粘膜のバリア機能を強くしてあげる必要があるのですが、そのためにも免疫力を高めることが有効です」
猫の免疫力が下がる原因とリスク
——では、猫の免疫力はどのようなことで下がってしまうのでしょうか?
獣医師:
「生まれつきウイルス性の病気を持っている場合や、ストレスを受けた場合、ごはんや遊びなどが十分でない場合に、猫の免疫力が下がることがあります」
「生まれつきウイルス性の病気を持っている場合や、ストレスを受けた場合、ごはんや遊びなどが十分でない場合に、猫の免疫力が下がることがあります」
——免疫力が下がることで、猫にどのようなリスクがあるのでしょうか?
獣医師:
「免疫力が下がったときに一番心配なのは、猫風邪などの病気にかかりやすくなる→さらに免疫力が下がる→重症化するといった悪循環に陥りやすいことです」
「免疫力が下がったときに一番心配なのは、猫風邪などの病気にかかりやすくなる→さらに免疫力が下がる→重症化するといった悪循環に陥りやすいことです」
——重症化してしまうのは怖いですね…。
猫の免疫力を上げるために大切なこと
——猫の免疫力を上げるために、飼い主さんは日頃からどのような工夫をする必要がありますか?
獣医師:
「猫の免疫力を上げるには、そのコに合ったごはんを適量食べさせ、遊びを十分にし、なるべくストレスを感じさせないことが重要です」
「猫の免疫力を上げるには、そのコに合ったごはんを適量食べさせ、遊びを十分にし、なるべくストレスを感じさせないことが重要です」
——ごはんについては、どのようなことに配慮するとよいでしょうか?
獣医師:
「食事が偏ってしまうと、病気や体調不良につながります。猫には、栄養バランスのよい『総合栄養食』と記載されたフードを与えましょう。粘膜を強くする栄養素としては、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどがあります」
「食事が偏ってしまうと、病気や体調不良につながります。猫には、栄養バランスのよい『総合栄養食』と記載されたフードを与えましょう。粘膜を強くする栄養素としては、亜鉛、ビタミンA、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンCなどがあります」
——免疫力を高めるのに、遊びがよいとされる理由はなんですか?
獣医師:
「遊んであげるとストレス発散にもなり、免疫力を高めるために大切な運動も同時にできます。1日にたった数分でもよいので、愛猫と毎日遊んであげられるとよいですね」
「遊んであげるとストレス発散にもなり、免疫力を高めるために大切な運動も同時にできます。1日にたった数分でもよいので、愛猫と毎日遊んであげられるとよいですね」
——やはりストレスを溜めないことが、猫の免疫力を高めるポイントにもなるのですね。
獣医師:
「そうですね。たとえ飼い主さんから見て変わりない日常であっても、猫はストレスを感じることがあります。たとえば、トイレをこまめにキレイにしてあげることでも、ストレスが軽減することがあるので、飼い主さんは配慮してあげたいですね。
気温の変化や環境の大きな変化も、猫にとってはストレスの原因となってしまいます。そのため、普段の生活ではなるべく室温や湿度を一定に保ってあげることが大切です」
「そうですね。たとえ飼い主さんから見て変わりない日常であっても、猫はストレスを感じることがあります。たとえば、トイレをこまめにキレイにしてあげることでも、ストレスが軽減することがあるので、飼い主さんは配慮してあげたいですね。
気温の変化や環境の大きな変化も、猫にとってはストレスの原因となってしまいます。そのため、普段の生活ではなるべく室温や湿度を一定に保ってあげることが大切です」
——猫にとって理想的な室温・湿度はどれくらいですか?
獣医師:
「室温は26~28℃、湿度は50〜60%が理想的です。加湿器には猫の粘膜を乾きにくくする効果もあり、病気の予防にも役立つので取り入れてあげるとよいでしょう」
「室温は26~28℃、湿度は50〜60%が理想的です。加湿器には猫の粘膜を乾きにくくする効果もあり、病気の予防にも役立つので取り入れてあげるとよいでしょう」
季節の変わり目になると、愛猫が体調を崩さないか心配になりますよね。ぜひ、免疫力を高めるための工夫をしてみてください。
(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/柴田おまめ
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取材・文/柴田おまめ
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