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命に関わることもあるから気を付けて!【猫カゼ】について解説
猫カゼが重症化するとどうなってしまうのか、また再発やワクチンによる予防など、猫カゼについて解説します。
猫カゼの症状は?
症状が進むと、鼻づまりやドロッとした鼻水、目ヤニ、目の充血・腫れが起こるほか、発熱したり、元気や食欲がなくなったりすることもあります。
猫カゼは重症化するとどうなるの?
なかには、気管支炎や肺炎をこじらせたり、食事が飲みこめなくなり、衰弱したりするケースもあるといいます。
子猫の場合は、体力・免疫力の低さにより、二次感染を引き起こし重症化しやすく、命にかかわることもあるようです。
後遺症が出る可能性も
目の炎症が強く出ていた場合には、角膜や瞬膜(しゅんまく)が癒着し、まぶたが開かなくなったり、失明したりすることも。
このような場合は、定期的な受診と経過観察が必要になります。また、点鼻薬や点眼薬を継続的に使用するケースもあるそうです。
猫カゼは再発するおそれも
猫が健康な間、潜伏ウイルスは大人しくしていますが、猫の体力が落ちた際には活発に増殖し、再び症状を引き起こすことがあります。
免疫力や体力を落とさないために、飼い主さんは愛猫に栄養と水分を十分にとらせ、適度な温度・湿度を保ち、強いストレスを与えないようにすることが大切です。
動物病院ではどんな治療をするの?
そこで、動物病院では点鼻薬や点眼薬、飲み薬、点滴などの方法で、感染拡大や二次感染を防ぐための治療が行われます。
ワクチンで猫カゼを予防しよう
しかし、定期的にワクチンを接種しておくことで、感染しても重症化することなく、1日から2日程度で回復するといいます。なかには、発症しない場合もあるようです。
文/Yumi
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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