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あなたの愛猫は大丈夫!? 「太りすぎ」の目安と肥満猫の健康リスクを獣医師が解説

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ぽっちゃりと太った猫のルックスは可愛らしくもありますが、健康面を考えるとさまざまな影響が考えられます。

この記事では、「太りすぎ」といえる猫の特徴や、肥満が招く健康リスクについて、ねこのきもち獣医師相談室の先生が解説します。

「肥満」だといえる猫の特徴

見つめる猫
getty

——猫の「太りすぎ」の目安について教えてください。

ねこのきもち獣医師相談室の獣医師(以下、獣医師):
「猫の肥満とは、猫の体に必要以上に脂肪が蓄積された状態で、適正体重よりも20%以上体重が増加していることや、体脂肪率が30%以上のことを指します」

——見た目でも肥満の判断はできますか?

獣医師:
「見た目から肥満を判断するためには、『ボディコンディションスコア』という評価法を用いて、猫を上からと側面から観察し、体を触ります。

そのときに、『腰のくびれがない』『腹部に脂肪がある』『脂肪があるために肋骨が触れない』といったことが確認できれば、肥満と判断します」

太っている猫に考えられる健康リスク

見つめる猫
getty

——猫が太りすぎると、どのような悪影響がありますか? 

獣医師:
「肥満の猫は、糖尿病、関節の問題、心臓病、尿路結石、手術時のリスクの増大など、さまざまなリスクが考えられます」

太っている猫のダイエットの考え方

眠る猫
getty

——太りすぎの猫のダイエットを飼い主さんがしようと思ったとき、どのようにするのがよいでしょうか? 

獣医師:
「猫の場合、犬のように散歩に行ったりすることができないため、運動でのカロリー消費は難しいです。そのため、基本的には食事管理がメインとなります」

——低カロリーのフードを与えるのでしょうか?

獣医師:
「単に低脂肪、低カロリーのものではなく、筋肉を維持しながら脂肪を減らすために、ある程度のたんぱく質も必要です。それに加えて、満腹感を得られるように食物繊維が加えられているものを使用するのがよいでしょう」

——どのように食事をコントロールすればよいか、飼い主さんでは判断が難しそうですね。

獣医師:
「そうですね。無理に減量を行なうと、体調を崩す恐れもあります。かかりつけの獣医師に体型や体調をみてもらいながら、食事量や食事カロリーも計算してもらって、一緒に減量に取り組みましょう」

猫を太らせないための工夫

見つめる猫
getty

——飼い主さんが日頃からできる「猫を太らせない工夫」について教えてください。

獣医師:
「日頃から食事量、食事カロリーは決められた量を与え、おやつを控えましょう。もしおやつを与えるとしたら、1日のカロリーの10%以内におさめてください。

また、適度な運動も必要です。定期的な健康チェックのための動物病院受診も、肥満を防ぐ方法としてよいと思います」

——定期的に健康診断を受けていると、病気の早期発見にもつながりますよね。愛猫の健康のためにも、飼い主さんはぜひ心がけたいですね。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考:ロイヤルカナン、ロイヤルカナンヘルスニュートリションラーニングプログラム
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください
取材・文/sorami

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