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室内飼いの猫に急増中!? 猫の「皮膚病」の原因や予防法

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室内飼いが主流となったことで、猫の病気のなかには発症が減少しているものもあれば、増加傾向にあるものあります。そのなかで近年診断されるケースが増えているのが、「皮膚病」です。今回は、猫の皮膚病が増えた原因や発症傾向、予防法について解説します。

室内飼いに増加している猫の「皮膚病」!その理由は?

太陽光に美しいトラ猫の肖像画
Viktor_Gladkov/gettyimages

猫の室内飼いが主流となったことで、皮膚病を発症しやすくなった理由としては、獣医療の発展により皮膚病と診断される症状が増えたこと、そして、室内に潜んでいた皮膚病の原因となる要素の影響を受けやすくなったことが挙げられます。

たとえば、室内でしか生息できないチリダニは、「アトピー性皮膚炎」の原因になります。また、密閉された空間や同居猫の存在、魚肉が入ったフードといった外では経験しない“人との安定した暮らし”が、「あごニキビ」や「スタッドテイル」「猫カビ」などの皮膚病に影響するケースも。

どんな猫が皮膚病を発症しやすいの?

怠惰な猫のベッドの上
Ztranger/gettyimages

猫の皮膚には、異物が体内に入るのを防ぐバリア機能というものが備わっています。しかし、子猫やシニア猫、何らかの持病がある猫はその機能が弱く、病原菌をはね返す力も弱い傾向に。

そのため、体内外の刺激に対して過敏に反応し、健康な猫には平気な環境下でも、かゆみや違和感を覚えてしまいやすくなります。さらに、かゆみにたえられずに掻いてしまうと、さらにそれが刺激となり、症状が悪化してしまうケースもあるでしょう。

皮膚病の対策・予防法とは

ハッピーベンガル猫は、女性の手でストロークされているのが大好き
NiseriN/gettyimages

皮膚病を発症した場合は、投薬量をきちんと守ったうえでの投薬治療が必須となります。しかし、アトピー性皮膚炎のように根本的治療が難しい皮膚病もあるため、病原菌に侵されるリスクを減らして、病気を予防することがポイントとなることも。

猫の皮膚病対策としては、猫や猫のまわりを清潔に保つことです。以下のポイントに注意して、キレイで衛生的な環境づくりを行いましょう。

こまめにブラッシングをする

猫は全身が被毛に覆われているため、皮膚の異変に気づきにくく、病気を見つけるころには症状が進行している危険性があります。日ごろからブラッシングすることで皮膚病の予防になるだけでなく、発症を早い段階で発見することができるでしょう。

猫グッズの殺菌・室内の換気を行う

皮膚病にかかると、ダニやカビのエサとなるフケや抜け毛が大量に出ます。ダニやカビを繁殖させないためにも、猫グッズに抜け毛などがついたら塩素系の漂白剤で洗い、薬剤が残らないようしっかりすすぎましょう。

また、空気の流れが制限されていると、気温や湿度が上がってあごニキビなどの皮膚病の原因になります。換気を行って、部屋の湿度を下げるのも効果的です。

皮膚病は猫の体に負担がかかるだけでなく、治療も大変な病気です。日ごろから猫の体や室内を清潔に保つのはもちろん、少しでも皮膚に異常が見られたら、早めに動物病院を受診してくださいね。

参考/「ねこのきもち」2018年7月号『最新情報や気になるワードも 猫医療の現場から』(監修:獣医師 日本獣医皮膚科学会員 アジア獣医皮膚科学会員 関口麻衣子先生)
文/pigeon
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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