今回紹介するのは、Twitterユーザー
@koimo77さんのエピソード。
「無茶と分かってても猫には逃げられない戦いがある。」と投稿されていた写真には、小さな箱に無理やり入ろうとする愛猫・こいもちゃん(撮影当時5才)の姿が写っていました。
一見入っている風に見えますが、よく見ると背中のあたりが完全にはみ出ています。こいもちゃん的には、入っているつもりなのでしょうか…(笑)
どんなに小さな箱であっても、そこに箱があれば入ってしまう——猫あるあるな光景にクスッとしてしまいますね!
こいもちゃんの姿には、「収まってないwww」「これは、永遠の戦い!」「本人は箱にすっぽり入ってると思ってる(笑)」「猫あるあるですね 無理とわかってても入らずには居られない…」「終わりのない挑戦ね」「背中よりも頭優先なんですね 戦いきった感 立派です」などと反響が寄せられています。
無謀なチャレンジに笑ってしまった!
飼い主さんに話を聞くと、先ほどの写真は1年前に撮影したものだそう。撮影当時の様子をこう振り返ります。
飼い主さん:
「たしか、果物か何かの贈答品が入っていたダンボール箱だと思います。うちには子どもがいるため、工作やらなんやらで、恥ずかしながらダンボール箱は開けたあとに放置されがちです。
なので、あのときもそうやって放置されたダンボール箱があって、そこにこいもがすかさず入ったという流れだったと記憶しています」
こいもちゃんはダンボール箱が大好きで、普段からダンボール箱によく入っているとのこと。そんなこいもちゃんを見ているため、飼い主さんは「本能の赴くまま『イケる』と思っていたのではないか」と、あの日のこいもちゃんの心境を推察していました。
反響について思うこと
「箱のサイズ感的に無謀なチャレンジだったのがおもしろかった」と、今回写真を投稿したという飼い主さん。反響があったことについては、どのように感じているのでしょうか。
飼い主さん:
「今回に限らず、猫アカウントを夫婦で運用していて思うのは『何がバズるかわかんねぇな』ということですね。こいもの可愛さを世界中に広めたいので、スマホの容量を気にせずにこれからもどんどんアップしていこうと思います」
こいもちゃんは、頼もしいお姉さん!
無謀なチャレンジをしていたこいもちゃんは、おとなしい性格のコ。飼い主さん夫婦には5歳になる息子さんがいますが、こいもちゃんは「お姉さん」のような振る舞いをしてくれているのだとか。
息子さんと接するこいもちゃんの姿には、こいもちゃんの性格や魅力がよく表れているといいます。
飼い主さん:
「息子がまだ猫とのふれあいの力加減を覚えていない頃から、こいもは息子に優しく接していました。ハイハイで近づいてきても威嚇をしないですし、机から垂らしたしっぽで床にいる息子をあやしたりしていました。
おかげで、息子はいまでは『世界で一番キレイな生き物は、猫だと思うんだよね』と、詩的な言葉を語る5歳児になりました。普段から猫という存在の素晴らしさを全身で伝えてきたこいも姉さんの功績だと思います」
息子さんとも良い姉弟関係を築いている、こいもちゃん。これからも愛らしい行動で、息子さんや飼い主さん夫婦に「猫と暮らす魅力」をたくさん感じさせてくれることでしょうね!
写真提供・取材協力/Twitter(
@koimo77さん)
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。
取材・文/雨宮カイ