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ぬいぐるみを抱えて眠る生後2週間の保護子猫→約4年後、大きくなっても同じぬいぐるみと一緒に寝ている姿にほっこり!

保護したときは体重が160gしかなかった保護子猫。現在は…
生後2週間の子猫
生後2週間のミケネちゃん
@mikenekotamiko
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@mikenekotamikoさんの愛猫・ミケネちゃん(取材時4才)。ミケネちゃんは飼い主さんのお子さんの職場で発見された元保護猫です。

こちらの写真は、生後2週間のミケネちゃんがぬいぐるみを抱えて寝ていたところを撮影した1枚。ぬいぐるみは先住猫のネコタくん(取材時6才)のお気に入りのものなのだそう。気持ちよさそうな表情で寝ているのが可愛いですね。

このころから約4年が経ち、ミケネちゃんはどのような姿に成長したのでしょうか?

大きくなってもぬいぐるみと一緒に寝るミケネちゃん

3才の猫
3才のミケネちゃん
@mikenekotamiko
こちらは、4才になる少し前のころのミケネちゃんです。1枚目の写真と同じぬいぐるみに顎をのせていますが、1枚目と比べると体がとても大きくなったことがわかります。

2枚の写真を見比べて思うことについて飼い主さんに伺いました。

飼い主さん:
「保護したころは体重が160gしかなかったのに、まさかの4.8kgまで体重が増えました。保護したばかりのころは全身汚れていて小さくて儚げだったミケネが、4年でこんなに大きくなれるのかと。今では獣医師さんから『太りすぎ』と言われて、ネコタと一緒にダイエットしています。大きく美しく育ってくれて、成長を家族みんなで喜んでいます」
天井付近の柵の間を歩く猫
天井付近の柵の間を歩くミケネちゃん
@mikenekotamiko
保護したばかりのころはしっぽが針金のように細かったというミケネちゃんは、子猫のときからとてもおてんばだったのだとか。

飼い主さん:
「天井付近で柵の間をヘビのように動く姿がテレビなどで話題になったこともありました。今は太りすぎてヘビのようにクネクネ動くのはキツくなってきていますが、今でも高いところで遊んでいます。体は大きくなりましたが、おてんばな性格は子猫のときのままです。好奇心旺盛ですが、『いたずらはダメ』と言われたら言うことを聞くので、素直でいいコです」

ミケネちゃんとの出会い

保護されたばかりの子猫
保護されたときのミケネちゃん
@mikenekotamiko
飼い主さんのお子さんの職場で発見されたというミケネちゃん。保護当時のエピソードについて、飼い主さんはこう話します。

飼い主さん:
「娘が働いている職場でバナナの段ボールに入って鳴いているところを発見されました。バナナ箱に入ったまま、ミケネも入荷されたようでした。娘からその話を聞いて、いてもたってもいられなくて会社を早退してミケネを引き取り、動物病院へ。栄養失調だったようで、1日入院した後にうちのコとして迎え入れました」

ミケネちゃんの名前は「ミケネコだからミケネという名前ね」とお子さんが名付けてくれたそうです。

飼い主さん:
「痩せてとても小さかったミケネですが、すくすく元気に育ちました。ネコタともすぐに仲良くなりました」

ミケネちゃんはどんなコ?

ぬいぐるみを咥えて歩く子猫
ぬいぐるみを咥えて歩く子猫のころのミケネちゃん
@mikenekotamiko
飼い主さんによると、ミケネちゃんは飼い主さんの言葉を理解しているそうです。

飼い主さん:
「『おやつ食べる?』と聞いたら、遠くからでも飛んできます。『ニャーン』とお話ししてくれますが、それが『おやつ?』とか『ごはん!』とか言ってるように聞こえるので、飼い主との会話も成立します」
ぬいぐるみを咥えている猫
ぬいぐるみを咥えているミケネちゃん
@mikenekotamiko
飼い主さん曰く「すごくおてんばで活発で活動的」だというミケネちゃん。「お友達」と飼い主さんが呼んでいる、もうひとつの小さいぬいぐるみをいつも咥えて連れているのだそう。

飼い主さん:
「“お友達”とは子猫のときからずーっと一緒にいます。“お友達”はときにはボールになってキャッチボールをしたり、子猫役になって“擬似子育て”をしています。

また、ネコタともよくイチャイチャしておりとても仲良しです。おてんばなのにすごく愛情深くて、飼い主の嫌がることはしないし、けっこう空気を読んで察する能力が高くて、賢くて優しいコです」

ミケネちゃんへの現在の思い

室内にいる2匹の猫
ネコタくん(写真右)の方を見るミケネちゃん(写真左)
@mikenekotamiko
先住猫をお迎えしたときは「可愛いから」という気持ちだったという飼い主さんですが、愛猫たちとともに生活していく中で「猫は愛情深い動物なのだ」と感じるようになり、「飼うことに責任を持つべきなのだ」と思ったそうです。

最後に、これから愛猫たちと一緒にどのように暮らしていきたいかを飼い主さんに伺いました。

飼い主さん:
「猫が病気になったり介護などが必要になったりしても、ちゃんと最後まで飼い主としての役目を全うしてお世話をして、一緒に過ごしていきたいです。

今では猫中心の生活になっていて、猫があっての自分という立ち位置になっております。“猫ちゃん”の寿命は人間より短いので、限りある生命の時間を大切に噛み締めつつ、これまで通り楽しく過ごしていきたいです」

写真提供・取材協力/@mikenekotamikoさん/X(旧Twitter)
取材・文/COCO
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2025年5月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。
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