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『猫にシャンプーは必要?』適切な回数・タイミング・方法を解説
「犬のシャンプーはよく聞くけど、猫も同じようにシャンプーが必要なの?」という飼い主さんもいるのではないでしょうか。この記事では、そんな飼い主さんの疑問にお答えして、猫のシャンプーの必要性や実際にシャンプーをする際の方法や注意点を解説します。
猫にシャンプーは必要?その理由とは?
一般的に、猫は毛づくろいをして自分の体の清潔を保っているため、シャンプーの必要はありません。しかし、被毛がベタベタしていたりフケが出たりするときもあるので、定期的なシャンプーをすればより清潔を保てるでしょう。
また、老猫になると自ら毛づくろいをする回数が減り、被毛の汚れが目立つことがあるのでシャンプーが必要になる場合も。ほかにも、皮膚病になりやすい体質の猫の場合は、シャンプーをしないと病状が悪化しやすいケースもあるので注意しましょう。
このように、猫の年齢や体質によってもシャンプーの必要性は変わってくるのです。
また、老猫になると自ら毛づくろいをする回数が減り、被毛の汚れが目立つことがあるのでシャンプーが必要になる場合も。ほかにも、皮膚病になりやすい体質の猫の場合は、シャンプーをしないと病状が悪化しやすいケースもあるので注意しましょう。
このように、猫の年齢や体質によってもシャンプーの必要性は変わってくるのです。
適切な回数やタイミングとは?
では、猫のシャンプーはどのくらいの頻度で行うのが望ましいのでしょうか。
その答えは、「月に1回程度」です。月に何度もシャンプーをしてしまうと、猫がもともと持っている皮膚のバリア機能に悪影響を与える恐れがあります。このバリア機能のバランスが乱れると、皮膚トラブルが起きやすくなるので注意が必要です。
また、シャンプーをするタイミングは猫によってさまざまですが、被毛の汚れが気になるときはもちろん、季節の変わり目や抜け毛の多い時期、繁殖期などを目安にしてみましょう。
ただし、皮膚病を患っている猫の場合は、かかりつけの動物病院に相談してくださいね。
その答えは、「月に1回程度」です。月に何度もシャンプーをしてしまうと、猫がもともと持っている皮膚のバリア機能に悪影響を与える恐れがあります。このバリア機能のバランスが乱れると、皮膚トラブルが起きやすくなるので注意が必要です。
また、シャンプーをするタイミングは猫によってさまざまですが、被毛の汚れが気になるときはもちろん、季節の変わり目や抜け毛の多い時期、繁殖期などを目安にしてみましょう。
ただし、皮膚病を患っている猫の場合は、かかりつけの動物病院に相談してくださいね。
猫のシャンプーの基本的な方法
濡らす(所要時間 約10分)
シャワーを使って、猫の体に手を当てながら35℃前後のお湯を体にかけます。このとき、猫が嫌がらない背中から濡らすとよいでしょう。さらに、シャワーヘッドを直接猫の体に当てると、水の音や水しぶきが出にくくなるので猫が嫌がりにくくなります。
つぎに、猫の前足を持ち上げ、お腹にお湯をかけます。猫が嫌がって動いてしまうこともあるので、写真のように猫を壁や浴槽に寄せたり、猫の前足の間に自分の手を入れて持ち上げたりすると固定しやすくなりますよ。
つぎに、猫の前足を持ち上げ、お腹にお湯をかけます。猫が嫌がって動いてしまうこともあるので、写真のように猫を壁や浴槽に寄せたり、猫の前足の間に自分の手を入れて持ち上げたりすると固定しやすくなりますよ。
シャンプーする(約15分)
背中からシャンプーをし、体全体に泡をなじませていきます。毛並に逆らうようにすると、泡が被毛奥の皮膚まで届きますよ。
つぎに、前足を持ち上げお腹を洗い、首下をおさえてお尻を洗います。さらに、体の泡を使って顔まわりを洗いましょう。鼻や目の汚れにはガーゼを、あごの汚れには歯ブラシを使うと汚れが落としやすくなりますよ。
ただし、目や鼻にシャンプー剤が入る心配もあるので、無理はしないようにしましょう。
最後に、濡らすときと同じようにシャワーヘッドを猫の体に当てながら、被毛の奥を意識してしっかり泡を洗い流します。足の付け根は泡が残りやすい場所なので、注意してくださいね。
つぎに、前足を持ち上げお腹を洗い、首下をおさえてお尻を洗います。さらに、体の泡を使って顔まわりを洗いましょう。鼻や目の汚れにはガーゼを、あごの汚れには歯ブラシを使うと汚れが落としやすくなりますよ。
ただし、目や鼻にシャンプー剤が入る心配もあるので、無理はしないようにしましょう。
最後に、濡らすときと同じようにシャワーヘッドを猫の体に当てながら、被毛の奥を意識してしっかり泡を洗い流します。足の付け根は泡が残りやすい場所なので、注意してくださいね。
乾かす(短毛約30分・長毛約40分)
お風呂場で足やしっぽの水を軽くしぼった後、大きなタオルで猫の体をすっぽり包み込み、顔から拭いていきます。ある程度水がきれたら、お風呂場から移動しタオルを替えさらに拭きましょう。
最後に、ドライヤーの弱風(静音)モードを使って、しっかり被毛を乾かします。
最後に、ドライヤーの弱風(静音)モードを使って、しっかり被毛を乾かします。
猫のシャンプー、無理はしないで!
猫の体をより清潔に保つのに効果的なシャンプーですが、嫌がる猫に無理強いは禁物です。水に慣らすのはもちろん、普段からスキンシップを多くとって、体に触れられるのに慣らすことから始めてみるのもよいでしょう。
猫のシャンプーについてもっと詳しく知りたい方は、下記の記事も参考にしていてくださいね♡
参考/「ねこのきもち」WEB MAGAZINE『【写真で解説】猫のシャンプー!やり方や頻度、嫌がる猫へのおすすめの対処法など』(監修:ねこのきもち相談室獣医師)
文/しばたまみ
構成/ねこのきもちWeb編集室
※一部写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と一部写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
文/しばたまみ
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