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猫のシャンプーの仕方と、気を付けたいこと~頻度、タイミング、必要な物、コツ

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猫は自ら毛づくろいをしますので、基本的にシャンプーは必要ないと言われていますが、定期的にシャンプーすることで、より清潔に保つことができます。愛猫が安心してシャンプーできるために、事前準備、シャンプーの選び方、手順などをまとめました。

1.猫にシャンプーは必要?

猫は自ら全身を毛づくろいし身体を清潔に保つことができる動物です。ですから基本的にはシャンプーは必要ありません。しかし、多少は被毛がべたついたり、フケが出ることもありますので、定期的にシャンプーすることでより清潔に保つことはできるでしょう。

また、皮膚病になりやすい体質の猫や、歳を取ってきて毛づくろいの質や頻度が低下した猫には、シャンプーの必要性は出てくるでしょう。猫がシャンプーを嫌がらず、好きなこととして習慣にすることができれば、身体をきれいにするということ以外にも身体を温めたりマッサージすることで、体調を整えたり、飼い主さんとのコミュニケーションとなり得ることもできます。

2. シャンプーの頻度とタイミングは?

シャンプーの頻度

猫が皮膚病で獣医師からのシャンプーの指示がない限り、シャンプーの頻度は月に1度程度で十分でしょう。お風呂が大好きでもっと入りたがるようであっても週に1回までにしておきましょう。あまり頻繁に洗い過ぎてしまうと皮膚にもともと備わっているバリアが崩れ皮膚トラブルの原因になります。

シャンプーのタイミング

猫によってシャンプーの必要な時期は様々ですが、いざ必要なときに始めようとしても、慣れてない猫はかなりの拒否反応を示します。ですので、どんな猫でも子猫のうちから慣れさせる必要があります。子猫ですと水やお湯でじゃれて遊べる猫もいますし、そうであればそのままお風呂場や身体が水に濡れることに抵抗のないままに習慣にしてあげると良いでしょう。

子猫のうちから警戒心が強く、少しでも身体が濡れることを嫌がる様子がある場合は無理強いは禁物です。まずはお風呂場に入ることから始め、手足の先を少し濡らすことから慣らしていきましょう。慣らしていく時期は毎日実施しても大丈夫です。しかし1度でも嫌がって逃げてしまったときは、数週間あけて再度チャレンジすようにしましょう。

3. シャンプーを購入する際に気を付けること

シャンプーの選び方

シャンプーは必ず猫用の物を用意しましょう。猫は人とは皮膚のphが違うので、使用すると皮膚トラブルの原因になります。コンディショナーのようなものはあえて使う必要はありませんが、獣医師からの指示がある場合はしようすることもあります。

シャンプーは動物病院、ペットショップ、トリミングサロンで手に入ります。ネットでも購入可能ですが、初めての場合は病院やペットショップのスタッフの話を聞いたうえで、購入するようにしましょう。

定期的にシャンプーする場合は、低刺激のものがいいですね。昔からあるようなノミとりシャンプーは、常用するものとしては皮膚への刺激が強いでしょう。

また、香りはあくまで飼い主向けのものです。猫自身には香りは必要ありませんし、嗅覚が鋭いので、シャンプーの香りがかえって猫のストレスになってしまうことがあります。香りつきのものを選ぶ際には慎重に検討しましょう。

シャンプーをする前に気を付けること

シャンプーをする場所は猫が落ち着ける場所がいいので、バスタブでもかまいませんし、猫がおさまるサイズのおけなどを用意しても良いでしょう。

また、シャンプー前には必ずブラッシングをし、抜けている毛は落としたり、毛玉はほぐすか、カットしてしまいましょう。抜け毛、毛玉がある状態で水に濡らすと毛が余計にからまってしまいます。

4. シャンプーの手順と、乾かし方

シャンプーの手順

猫がお風呂場と身体が濡れることに慣れて、初めてシャンプーに取り掛かることができます。その手順を踏まないとほとんどの場合が、シャンプー嫌いになってしまいますので気を付けましょう。

シャンプーする際は、まず全身をしっかり濡らしましょう。お湯の温度は40度くらいにしましょう。シャワーを高い位置からお湯を当てるのではなく、シャワーヘッドを直接猫の身体にあててあげるいいでしょう。そして、シャンプー剤を手、もしくはあわ立てネットなどでしっかり泡立て、優しくマッサージするように洗います。爪は立てずに指の腹で優しく行ないましょう。

シャンプーの種類によっては、その状態で数分放置してから洗い流します。顔をシャンプーで洗うのは難しいですし、猫も嫌がりますので、無理に洗うことは避けましょう。

乾かし方

全身のシャンプーをしっかり流せたら、タオルでしっかりと水分をふき取ります。その後ドライヤーを使用してもいいですが、そのまま自然乾燥でもかまいません。ドライヤーを使用する場合は、弱風にし、直接身体に当たらないようにタオルの上から行なうといいでしょう。

また、暑い時期はドライヤーで熱中症になってしまうこともありますので、身体が熱くなってしまわないよう注意しましょう。シャンプーの時や乾かしている時に猫が突然嫌がるようなことがあれば、早急に終わらせて、次回までの期間を十分に空けたほうがいいですね。

この記事は、ねこのきもち相談室の獣医師が執筆しています。

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