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ふだんの数倍抜け毛が増える猫もいるから対策したい「秋の換毛期の抜け毛対策」

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秋は寒い冬に向けて毛が抜ける「換毛期」です。この時期は、ふだんの10倍以上抜け毛が増える猫もいるので、しっかりとブラッシングをして対策しましょう。

今回は、改めて知っておきたい、猫にブラッシングが必要な理由や、ブラッシングのやり方について解説します。

猫のブラッシングの必要性とは?

彼女の猫をコーミング女性
MilenaKatzer/gettyimages

猫の抜け毛はブラッシングで取り除く必要があるとされていますが、それには以下のような理由があります。

毛玉の原因になる

ブラッシングをせずに抜け毛を放置しておくと、猫の体に抜け毛がたまってもつれ、大きな毛玉になってしまうことがあります。毛玉ができると、何かに引っかかった際に毛が引っ張られ、皮膚炎を起こすおそれがあるので注意が必要です。

なお、毛玉があまりにも巨大化してしまうと、自宅でのカットが難しくなるケースも見られます。この場合、トリミングサロンや動物病院で処置してもらう必要がでてくるでしょう。

さまざまな病気を引き起こす

ブラッシングを怠ると、猫が体についた抜け毛を飲み込んで、以下のような病気を引き起こすことがあります。

毛球症(もうきゅうしょう)
毛球症は、飲み込んだ抜け毛が、胃腸で大きな塊となって停留する病気です。塊の大きさによっては、開腹手術で摘出しなければならなくなることも。

胃炎
胃の中にとどまった毛玉が粘膜を刺激すると、胃炎を起こすことがあります。下痢や嘔吐などの症状が見られるようになるので注意しましょう。

食道炎
毛玉などの嘔吐を頻繁に繰り返すと、逆流した胃酸が食道を刺激して、食道炎を起こすことが。放っておくと食欲低下などの症状が見られることもあります。

猫のブラッシングのやり方

灰色のソファから動物の毛と綿毛を取り除くリントローラーを持つ女性の手。近くに横たわっている生姜猫。
Ekaterina79/gettyimages

毛玉や病気を予防するためには、こまめなブラッシングが欠かせません。換毛期の間は、短毛種なら1日1回、長毛種は1日2回を目安にブラッシングをするとよいでしょう。

猫のブラッシングの手順

短毛種はラバーブラシを、長毛種はスリッカーとコームを使い、以下の手順でブラッシングを行いましょう。コームを使うときは皮膚を傷つけないように注意してください。

短毛種の場合

  1. 首の後ろ→お尻
  2. 脇→後ろ足
  3. 首まわり
  4. しっぽ

長毛種の場合
短毛種と同様の手順に加え、以下のパーツを順番にコームでとかすようにしましょう。

  1. 脇の下→おなか
  2. 内股
  3. 耳の後ろ

猫が嫌がらない場合はシャンプーも効果的

シャンプーは猫にとって必須のお世話ではありませんが、抜け毛除去には有効な方法です。そのため、猫が嫌がらない場合に限り、短毛種は春と秋の年2回、長毛種は月1回程度を目安に行うようにしましょう。
シャンプーが嫌いな猫には、固く絞ったぬれタオルや、猫用のボディタオルで体を拭くのもおすすめです。

シニア猫は特にブラッシングが必要?

メインクーン猫のグルーミングと日当たりの明るいスタイリッシュな部屋で白いベッドに横たわっています。緑の目と面白い愛らしい感情を舐め、毛皮をきれいにするかわいい猫。テキスト�
Bogdan Kurylo/gettyimages

なお、ねこのきもち獣医師相談室の先生(以下、獣医師)によると、シニア猫は特にブラッシングをしてあげたほうがよいといいます。

シニア猫にブラッシングが必要な理由

――なぜ、シニア猫は若い猫よりもブラッシングが必要なのでしょうか?

獣医師
「シニア猫は老化により栄養が吸収しづらくなったり、ホルモンバランスの変化により皮膚のハリや毛づやがなくなってきたりするため、抜け毛が増えるほか、毛がパサついたり、割れたりするようになります。

また、老化により毛づくろいをしなくなることで、さらに毛の状態が悪くなってしまうこともあるため、ブラッシングで血行を促進してあげる必要があるのです。

なお、シニア猫になると皮膚に“できもの”などができることがあるので、こまめにブラッシングをしていれば、早めに異変に気付いてあげることもできるでしょう」

シニア猫のブラッシングのコツや注意点

――シニア猫のブラッシングのコツや注意点があれば教えてください。

獣医師
「触られることを好む猫やブラッシングを嫌がらない猫であれば、やわらかめのブラシを使って、やさしくブラッシングをしてあげるとよいでしょう。嫌がるのにブラッシングをするとストレスを与えてしまうので、無理強いはしないでください」

――ありがとうございました。

ブラッシングはスキンシップにもつながりますので、猫に無理のない範囲で取り入れるようにしましょう。

(監修:いぬのきもち・ねこのきもち獣医師相談室 担当獣医師)
参考/ねこのきもちWEB MAGAZINE『【獣医師監修】猫の抜け毛対策!原因や対処法、掃除のコツもご紹介!』(監修:横浜戸塚プリモ動物病院院長 草場宏之先生)
文・取材/ハセベサチコ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。

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