猫と暮らす
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人にもうつる危険がある猫の「猫カビ」「耳ダニ」を解説
今回は、人にもうつる可能性がある猫の病気のなかから、「猫カビ」「耳ダニ」について解説します。ぜひ参考にしてみてくださいね。
「猫カビ」ってどんな病気?
これら真菌は、猫の毛や皮膚に付着して増殖することで、毛の構造を壊してもろくさせるため、「猫カビ」に感染すると顔まわりや足、しっぽなどに円形の脱毛が見られます。放っておくと、さらに脱毛箇所が増えて全身に広がることもあるので、注意が必要です。
「猫カビ」が人にうつるとどうなる?
「猫カビ」の主な治療法
また、猫が嫌がらなければシャンプー剤で全身を洗い、体に付着している菌や感染した抜け毛を取り除くケースも。
「耳ダニ」ってどんな病気?
猫が「耳ダニ」に感染すると激しいかゆみを感じるため、頭を振ったり足で耳のあたりをかいたりします。また、大量の耳アカが発生するのも特徴です。
なお、ミミヒゼンダニは繁殖力が強いため、放っておくと外耳で卵を産み、増殖していきます。そのため、猫を複数飼いしていて1匹が「耳ダニ」を発症すると、ほかの猫にも感染してしまう可能性が。複数飼いの場合は、症状の出ていない同居猫も必ず検査するようにしましょう。
「耳ダニ」が人にうつるとどうなる?
「耳ダニ」の主な治療法
なお、ほとんどの場合は猫から猫へと感染しますが、感染した猫が使ったベッドやおもちゃなどに成虫や卵が付着し、そこから感染するケースも見られます。そのため、感染した猫が使用したベッドやおもちゃなどは処分するか、きれいに洗って消毒することが大切です。
愛猫の皮膚や耳に異変を感じたらすぐに受診を
文/ハセベサチコ
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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