猫と暮らす
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意外と猫は身体が冷えている。「猫の体を温める」冷え取りマッサージ
今回は、猫の体のどこが冷えやすいのかとともに、冷え取りマッサージのやり方について中桐由貴先生にお伺いしました。
猫の体はどこが冷えやすいの?
冷えをそのままにしておくと、便秘などの体調不良をはじめ、オシッコなどの病気や関節痛なども引き起こしてしまうため、マッサージで血の巡りをよくする必要があります。
ちなみに、年をとると体に血液を送る心臓の機能が衰えて冷え性になりやすいので、高齢猫ほど冷え取りマッサージを取り入れた方がよいそうです。
冷えとりマッサージの前にすべき事前準備
飼い主さんの気持ちが整ったら、まずは猫とのスキンシップを行っていきます。猫がリラックスできるよう顔や体をなで、緊張や嫌がる様子がないようであればマッサージを始めていきましょう。
なお、触られるのを嫌がる部分がある場合はそこを避け、イヤそうな様子を見せたら無理強いしないようにしてくださいね。
冷えとりマッサージのやり方と手順
お腹を温めるマッサージ
次に手のひらを当て、今度は時計回りにお腹をさすっていきます。最後は手全体を使って、まわしやすい方向にお腹をさすってあげましょう。
腰~しっぽを温めるマッサージ
最後に、しっぽのつけ根を握り、手を握ったりゆるめたりしながら先端の方まで移動させます。しっぽを引っ張ったりしないよう、力加減に注意しながら行ってくださいね。
顔を温めるマッサージ
次に親指・人差し指・中指で耳の根元をつまみ、つまんで離すを繰り返しながら、耳の先端まで指をスライドさせましょう。最後に、鼻の上から額までをなぞるように、人差し指をゆっくりとスライドさせていきます。
足を温めるマッサージ
まず、親指と中指で前足の先を挟み、小さく円を描くように足の甲を押していきます。次に片方の手で関節付近を支え、前足の先を上げたり下げたりを繰り返していきましょう。プラスで、前足の先をクルクルとまわしておくと◎
続いて後ろ足を親指・人差し指・中指で挟み、かかとの少し上あたりをつまみながら太ももまで指を移動させます。仕上げに、後ろ足の指を1本ずつ、親指と人差し指でつまんだら完了です。
文/pigeon
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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