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ペルシャにツノが生える!? 誰かに話したくなる猫種トリビア

誕生した背景やルーツがさまざまある猫の種類。世界に約300もある猫種のひとつひとつには、たくさんの「トリビア」が詰まっています。そこで今回は、猫写真家の石原さくらさんに6つの猫種トリビアを教えていただきました。思わず「へぇ~!」と声が出てしまいますよ!

メインクーンという名前はアライグマが由来

メインクーンのヒメちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
開拓者とともにヨーロッパからアメリカへやってきた、北欧原産の長毛猫。品種を確立してより寒さに強くなるように、大きくてたくましい長毛猫として改良され、メイン州で誕生したのがメインクーンです。

大きな体から「メイン州のラクーン(アライグマ)と野生猫の混血」という伝説が生まれ、その名前がつけられたといわれています。

アビシニアンの鳴き声は「小鳥のさえずり」

アビシニアンのリックくん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
小さな顔と引き締まった体で、野性味あふれる風貌のアビシニアン。じつは甘えん坊で穏やかな性格が多いといわれています。

そんな性格だからなのか鳴き声は小さく、「小鳥のさえずり」や「鈴を転がすような声」と表現されることも。また、現代の生活環境に適した「マンションキャット」とも呼ばれています。

「パジャマを着たペルシャ」のエキゾチックショートヘア

エキゾチックショートヘアの郷くん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
エキゾチックショートヘアは、1960年代にペルシャの毛柄を増やそうとしたブリーダーがバーミーズというチョコレート色の猫と掛け合わせたのがはじまりです。

その後もブリティッシュショートヘアーやアメリカンショートヘアーとの交配を重ね、短い鼻に大きい頭と丸い目といったペルシャの特徴を残しつつ、豊富な柄=パジャマを着たエキゾチックショートヘアを確立させました。

ペルシャは寒くなると「ツノ」が生える

ペルシャのあいちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
猫には、気温が下がってくるとアンダーコートと呼ばれる短く柔らかい毛が増えるという仕組みがあります。アンダーコートは顔まわりにも増えるので、夏と冬で見た目が大きく変わる猫も多いです。

そのなかでも、ペルシャには耳と耳の間に2つのツノのように毛が生えることがあります。なぜここに生えるのか理由は分かっていませんが、ペルシャの飼い主さんのなかでは冬の風物詩となっているようです。

ヒマラヤンは末端冷え性がすぐ分かる

ヒマラヤンのひなたちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
ゴージャスな被毛をまとったヒマラヤンは、約40年の年月をかけて研究され誕生しました。

とてもあたたかそうに見えますが、体重増加や加齢により鼻先や耳、足先など冷える部位があります。そして、太陽の熱が集まりあたたまりやすいよう、その部位の色が濃くなるという説があるのです。足先の毛色が濃かったら、末端冷え性であることは明白かも?

じつは泳げるターキッシュバン

ターキッシュバンのりんちゃん
ねこのきもち投稿写真ギャラリー
トルコ東部のバン湖周辺で発祥したといわれているターキッシュバン。水辺で暮らしていたことや、水を弾くなめらかな被毛をもつことから、猫では珍しく泳ぐことができるといわれています。そのことから、別名「スイミングキャット」とも呼ばれているのです。
今回は6つの猫種トリビアをご紹介しました。このほかにもたくさんの猫種トリビアがあるので、ぜひ見つけてみてください!
お話を伺った先生/石原さくらさん(猫写真家 猫研究家)
参考/「ねこのきもち」2021年3月号『純潔&ミックスのニッチなネタが満載!明日きっと話したくなる猫種トリビア』
文/江村若奈
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
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