猫と暮らす
UP DATE
「愛猫のための防災対策」で重要なことは? 持病がある猫はプラスアルファの備えも|獣医師解説
愛猫のための防災対策を行っていますか?
一方で、38.7%の飼い主さんが「不安だが特に何もしていない」、5.3%の人が「特に考えていない」と答えており、愛猫のための防災対策への意識が低い人もいるとうかがえます。
【獣医師解説】愛猫のための防災対策でやっておきたいことは? 持病がある猫に対しては、プラスアルファで必要なことも
猫の飼い主さんが日頃から意識したい「防災対策」について、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生が解説します。
①キャリーやクレートに慣らす訓練をしよう
②ワクチン接種やノミ・マダニの予防をしよう
ワクチン証明書は、避難用バッグの中に入れておくとよいでしょう。
③マイクロチップ・迷子札を装着しよう
④室内飼育を徹底しよう
⑤フード・常備薬の準備をしよう
持病がある愛猫のための防災対策で大切なこと
まずは、「病気の名前と病状の経過を記載したメモ」の準備です。災害時には、かかりつけの動物病院がすぐに再開できないかもしれません。他の病院に行くことになるかもしれないので、愛猫の持病についてしっかりと記録し、わかるようにしておくことが大切です。
また、療法食と薬は災害時はすぐに入手できるかわからないため、ストックしておきましょう。持病がある猫は、特定の療法食しか食べられないコもいるでしょうから、もしものときのためにも余分に家に置いておくほうが安心です。
愛猫に持病がある場合は、療法食や薬の常備など、かかりつけの獣医師に相談してみてもよいかもしれません。できることから、愛猫のための防災対策を考えてみてくださいね。
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性はありませんので予めご了承ください。
取材・文/sorami
UP DATE