1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. 猫のブラッシング~猫のお手入れとお世話(1)

猫のブラッシング~猫のお手入れとお世話(1)

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

愛猫のブラッシングは、日々の健康チェックに、コミュニケーションの一環として、欠かせないケアです。ブラシ選びから、基本のかけ方まで紹介します。

猫のブラッシングは、長毛猫には毎日、短毛猫には週1~2回を目安に。

猫のブラッシングはどうして必要なの?

●愛猫の新陳代謝を促して、体の異変やケガにいち早く気づけます。
ブラッシングは皮膚へのマッサージ効果によって、新陳代謝が促進されるほか、皮膚病、腫れ物、ケガ、ノミの寄生などを早期発見するチャンスにもなります。猫は体調が悪いと毛づくろいをしなくなるので、普段からまめにブラッシングをすることで、なでるだけでは気づきにくい愛猫の体調の変化にもいち早く気づけます。そういう意味でも、猫の健康維持のために大切なお手入れです。また、リラックスして触れ合うことで、愛猫との絆を深めることにもなります。

●猫が毛づくろいで飲み込む毛の量を減らせます。
よく毛づくろいをする猫は、飲み込んだ毛を吐くことがあります。吐くことは体力を消耗し、胃腸やそのほかの臓器にも負担をかけますから、なるべく避けたいものです。ブラッシングをすれば、毛を飲み込む量を減らすことになりますから、吐く回数も減らせます。とくに毛が多く抜ける、春と秋の換毛期は丹念に行いましょう。

●長毛は毎日、短毛は週に1~2回。嫌がったらストップをしましょう。
汚れが付きやすく、もつれやすい長毛猫は、毎日のブラッシングが理想です。毛同士がすれて毛玉ができやすい脇、お腹、内股はとくに丁寧に行ってください。一方、毛玉ができる心配のない短毛猫は、週1~2回程度でもOKです。嫌がる猫を押さえ込んでもさらに嫌がるだけなので、1~2分からでも、猫がやらせてくれる時間を限度にして少しずつ慣れさせるようにしましょう。
また、ブラッシングの力加減は獣毛ブラシの場合は、人の手の甲で試して気持ちいい強さを目安にするといいでしょう。

●猫が嫌がるならシャンプーをしなくても、ブラッシングだけでOKです。
シャンプーを猫が嫌がるは多いですが、猫は、自分で毛づくろいをして体を清潔に保ちますから、嫌がる猫に無理にシャンプーをする必要はありません。体に何か付いてしまったり、汚れが気になったりする場合には固めに絞った蒸しタオルでやさしく拭くのがおすすめです。シャンプーよりも、大切なのはブラッシングです。ブラッシングをすることで、猫が飲み込む抜け毛を減らすことができます。初めは少しずつ、無理のない範囲から徐々に慣れさせて、猫をブラッシング好きにしてあげましょう。

ブラシは用途に合わせて選びましょう。

●短毛猫は「ラバーブラシ」
ラバーブラシは、T字タイプよりも、柄が少ないタイプのほうがおすすめです。力が分散されて、やさしくブラッシングしやすい、といわれています。強くとかすと摩擦で毛が取れ過ぎることもあるので注意しましょう。また、ブラッシングが苦手な猫におすすめなのが、飼い主さんの手をはめ込む、ミトンタイプのブラシ。手の形をしているので、猫はなでられている気分になるのかもしれません。

ラバーブラシ

ミトンタイプのブラシ

●長毛猫は「スリッカー」「コーム」
長毛猫には、根元までしっかりとかせるスリッカーブラシと、毛の絡まりをほどきやすいコームが必須です。どちらもピン部分が金属製だと衛生的です。コームは、目の細かさが2種類あると便利です。長毛猫のブラッシングの仕上げや抜け毛が少ないときには、ピンの目が粗いピンブラシを使うのもいいでしょう。

スリッカーブラシ

コーム

【ブラッシングの仕方(1)】

猫のブラッシングは、まず手で触れられることに慣らすことから始めましょう。

猫の体を手でやさしくなでることからスタートしましょう。
触りやすい首や背中を毛並みに沿ってやさしくなでて、手の感触に慣れさせます。続けてできるだけ自然に、お腹や内股などをなでます。

【ブラッシングの仕方(2)】

ブラシやコームを当てて軽く動かしましょう。

ブラシの感触に慣らすように愛猫の背中から軽く当ててみましょう。
体に触っても抵抗する様子がなければ、短毛猫の場合は首の後ろや背中に軽くブラシを当てて、力を入れずに少し動かしてみましょう。長毛猫の場合は、脇、お腹、内股などに毛玉ができやすい傾向があります。
毛玉はコームを使ってほぐしますから、早くからコームに慣れさせる意味でも生後2か月頃から毛を整える意識でコームを使い始めるといいでしょう。

ブラシに慣れてきたら、順序に従って全体にブラッシングをしましょう。

愛猫がブラシに慣れたら、猫の嫌がりにくいところから順番にブラッシングしていきましょう。
猫が嫌がりにくい、首の後ろから始めてみましょう。抜け毛が一番浮いているのが背中なので、まずは背中を重点的にとかしましょう。ブラッシングのおおまかな順序は以下の通りです。
(1)まず嫌がりにくい首から背中をブラッシング。
(2)背中から少しずつ移動して腰に。
(3)背中に近い場所から脇腹に。
(4)腰や首から足先に向けて
(5)嫌がらないならしっぽも。
(6)あごの近くから顔周りに。

猫のブラッシングのワンポイントアドバイス

●うつ伏せで背中の皮膚を引っ張るとお腹もブラッシングが簡単に。
お腹のブラッシングは、猫を仰向けにしなくてもできます。うつ伏せのまま、背中の皮膚をやさしく引っ張り、脇から出てきたお腹の毛をかき出すようにとかします。

●猫用コームは毛の流れに沿ってブラシを動かしましょう。
コームの歯は先が丸く、強く当てさえしなければ猫は痛がりません。とかす際はコームの歯の向きに気をつけて、毛の流れ通りに動かしてください。
猫の体と平行にブラシを当てましょう。毛の生え際から毛先に向かう流れに沿ってコームを入れます。片方の手で軽く猫の体を押さえるとやりやすいでしょう。
猫の体に垂直に歯を当てないでください。猫の体に立てるようにして歯を当ててコームでとかすと猫の皮膚を傷めることがあるので、注意しましょう。

合わせて読みたい

いざという時に入っておくと安心なペット保険。『ねこのきもち健保』なら動物病院の窓口で精算OK。資料請求でオリジナルグッズプレゼント!

読者限定の無料獣医師電話相談サービス付き『ねこのきもち』
健康についてちょっと気になることを気軽に相談できます。季節に合わせた健康記事も毎号お届け
最新号についてくわしくはこちら

猫と暮らす

更新

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

新着記事

新着記事をもっと見る