1. トップ
  2. 猫と暮らす
  3. お手入れ
  4. 爪切り
  5. 【獣医師監修】猫の爪の上手な切り方は?爪切りの種類や慣らし方も解説

猫と暮らす

UP DATE

【獣医師監修】猫の爪の上手な切り方は?爪切りの種類や慣らし方も解説

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

猫のお手入れのひとつに爪切りがありますが、足先を触られることを嫌がる猫も多いですよね。この記事では、猫の爪切りが必要な理由や慣らし方、爪切りの種類、上手な爪切りの方法、どこまで切っていいのかなどを解説します。

この記事の監修

長谷川 諒 先生

 獣医師・潜水士
 Ani-vet代表
 往診専門 レイクタウンねこ診療所院長
 きたじま動物病院所属獣医師
 ヤマザキ動物専門学校非常勤講師(薬理学)

 北里大学獣医学部獣医学科卒業
 北里大学獣医生化学研究室研究生在籍 研究テーマ「伴侶動物の鉄代謝」

●所属:国際猫医学会日本猫医学会日本獣医学会

●主な診療科目:内科(猫)/一般診療(外科、内科)/予防医療

続きを読む

猫の爪切りが必要な理由と猫の爪の仕組み

猫の爪は鋭いため、室内で人と猫が生活するうえで、爪切りは必要なお手入れです。定期的に爪を切ることで、飼い主さんがスキンシップ中に引っかかれてケガをしたり、家具や壁などが傷付けられる恐れも少なくなります。そのためにも、なるべく早い時期から爪を切られる感覚に慣らしておきたいもの。爪を切るのが怖い人は、動物病院で教えてもらうのも手です。

猫の爪の仕組み

肉球を押すと、指間に隠れていた爪が出てきます。

猫の爪はさや状になっていて、古くなると一番外側から、写真のように自然にはがれ落ちる仕組みです。

猫の爪切りを行うタイミングと慣らし方

猫が横になって前足と後ろ足を投げ出した体勢は、足先を触るいいタイミング。ですから、爪を切るときは、そんな猫がリラックスしているときを見計らって行うといいでしょう。横になっている猫にスキンシップをしながら、できるだけそっと行うのがポイントです。
猫が体勢を変えたり、嫌がったりしたら、無理強いをしないですぐストップし、続きは別の機会に挑戦してください。

足先を触られることに慣らす方法

爪切りを嫌がるのは、足先を触られ慣れていないことが大きな要因。シニア期になると爪とぎの回数が減り、放置すると爪が肉球に刺さってしまうこともあるので、なるべく早めに慣れさせておきましょう。

(1)前足や後ろ足をやさしく触る

前足や後ろ足は敏感な場所なので、そっと包み込むように触ります。

(2)足を触っても抵抗しなくなったら指先を触る

次に、親指と人差し指で猫の指先を1本ずつつまむように触ります。

(3)指先が触れるようになったら爪を出してみる

指先に慣れたら、肉球を軽く押しながら、隠れている爪を出してみます。

猫の爪切りの種類

ハサミ状のものや、ギロチン式と呼ばれる犬猫用の爪切りがあります。人用の爪切りを使う場合は、爪をつぶさないよう刃を当てる向きに注意してください。

ハサミ状爪切り

刃先が起き上がっていて切る部分がよく見え、切り口もキレイに仕上がります。

ギロチン式爪切り

動物病院でもよく使われているギロチン式。切る分量を目で見て調整できるので安心です。また、厚い爪も軽く切れます。

人用爪切り

刃の当て方に注意すれば使いやすく。力加減しやすいのが利点です。人の爪を切るときと異なり、縦向きに使用します。

猫の爪の上手な切り方

猫の爪を1人で切る場合、2人で切る場合の手順をご紹介します。

1人で切る場合

(1)脚で猫を挟んで固定する

力の加減に注意しながら、太腿の間に猫のお尻を挟んで固定します。

(2)肘から先を持ち、肉球を押して爪を出す

肉球を軽く押して爪を出し、刃を当てて、どこから切るかを確認。

(3)切りたい部分と刃の向きを確認しながら爪を切る

人用爪切りの場合

刃を爪に対して縦にして切りましょう。正面からだと爪のカーブがつぶれて、爪に余計な負荷がかかってしまいます。

ギロチン式爪切りの場合

切り取る部分が見えて加減しやすいです。切りたい部分を、刃の間の穴から出して切ります。

→ 動画もチェック!

2人で切る場合

固定する人が猫の肘を持って1人がイスに座って猫を固定し、肘を持ち、もう1人が切ります。

猫の爪はどこまで切っていい?

猫の爪は、尖った部分だけを控えめにカットしましょう。
猫の爪を深く切り過ぎて出血させてしまうと、爪切り=痛いことと覚えて、足を触らせてくれなくなることもあります。そのため、爪はシュッと尖った部分のみを少しずつ切るようにしてください。

肉球の高さより出ている、先端の尖った部分を切る

爪の中でピンク色に透けている血管を切らないように。黒い爪は肉球の高さを目安にカットしましょう。

切る前

切ったあと

爪のカーブが急に細く鋭くなっている部分を切ります。

爪切りは、猫の性格によってできる・できないの差が大きいため、無理強いしないことが大事です。爪切りをスムーズに行うために、愛猫がリラックスしているタイミングを狙うなど、まずは慣らすことから始めてみましょう。

監修/長谷川諒先生(きたじま動物病院)
文/ねこのきもちWeb編集室
参考&画像・イラスト出典/「ねこのきもち」本誌、ムックより

CATEGORY   猫と暮らす

UP DATE

関連するキーワード一覧

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

人気テーマ

あわせて読みたい!
「猫と暮らす」の新着記事

新着記事をもっと見る