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これでバッチリ!愛猫を上手にほめるための「さしすせそ」を押さえよう

愛猫とより良い関係を築くためには、ほめることが大切! ほめてあげると、苦手なお手入れをさせてくれたり、呼ぶと返事をしてくれることもあります。

今回は、猫を上手にほめるための「さしすせそ」を紹介します!

まずは、「さしすせそ」の下準備を!

「さしすせそ」の解説の前に、まずは猫のほめ方の基礎を押さえましょう。次のふたつが重要になります。

①「してほしい」行動をしたらすぐほめる

時間が経ってからほめても、何に対してほめられたのか猫が理解できません。「してほしい」行動を愛猫ができたら、すぐにほめてあげましょう!

②猫ならではのイイコトでほめる

たとえば、スキンシップが好きな猫なら「なでてほめる」、食いしん坊のコなら「おやつを与える」など、猫の好みによってほめ方を選びましょう!
それでは、上手にほめる「さしすせそ」を順に見ていきますね。

さ:ささやく

愛猫にとって、飼い主さんからの優しい声かけは緊張を和らげてくれるもの。ほめるときは、愛猫の名前を呼んであげたり、「えらいね〜」などの短い言葉をかけるのがGood!

猫が聞き取りやすい、少し高めのトーン&笑顔でほめると、より猫に安心感を与えられます。

し:嗜好品を与える

食べるのが大好きな猫なら、嗜好性の高いおやつは格別のご褒美に♪ ほめるとき専用の特別なおやつを与えると、ご褒美感がより増します。

す:スキンシップをする

飼い猫は子猫気分が残っているので、母親のように思っている飼い主さんに触られることに、大きな安心感を覚えます。

ただし、長時間行うと猫が嫌がることがあるので、猫の様子を見ながら気持ちよさそうなところでストップしてあげて!

せ:積極的に遊ぶ

遊びは猫の狩猟本能を満たせるうえ、飼い主さんとのコミュニケーションにもなるので立派なご褒美に! とくに、活発な子猫や遊びが好きなコにおすすめです。

ご褒美用のおもちゃを用意しておくと◎ 新鮮さを持続させるために、ほめるとき以外はしまっておいて。

そ:そっとしておく

猫は拘束されるのが苦手! 爪切りやブラッシング中はもちろん、長時間の抱っこなどにもストレスを感じます。

拘束したあとは、まず自由にしてあげましょう。かまわないことも、猫にとってはご褒美なのです。イライラした猫が落ち着けるよう声をかけたりせず、静かな環境をつくりましょう。
以上の「さしすせそ」が、猫のほめ方として重要なことです。一方で、ほめ言葉が長すぎたり、ハイテンションで猫に近づいたりするのは、むしろ猫が嫌がるのでNG!

これらの基本を押さえて、愛猫をほめてあげてくださいね。


出典/「ねこもきもち」2016年11月号『正しいほめ方・叱り方・かわいがり方のキホンを覚えましょう 猫飼いさ・し・す・せ・そ』
文/二宮ねこむ
※写真はアプリ「まいにちのいぬ・ねこのきもち」にご投稿いただいたものです。
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